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2013年2月21日 (木)

WAT-910HX/RC試写

結局WAT-910HX/RCの国内発売は2月にずれ込み、12日に発注し15日に到着しました。
本来ならそのまま2012DA14の撮影に回すのですが天気が安定しないので自動撮影だけで惰眠をむさぼっていました。
幸い翌日も透明度が悪いながら(PM2.5)晴れだったので月を気にしながら撮影します。
LX90-20(φ200mm×FL=2000mm)にF3.3レデューサを付けてビデオを取り付けます。
Dsc00989
まずはTGv-MでM51を撮りその一コマを見ます。
Tgvm20130216232542
同じ構図のWAT-910HXが下です。
Tgvm20130217012447
較べると1等程度感度がよさそうですが実力は暗い土地で撮影しないとなんともいえません。
スペック上は4倍感度がいいことになっており、1等の差は2.5倍なので順当といえます。
特筆すべきは低ノイズであることで、TGv-Mに見られるホットピクセルは皆無です。
3Dノイズリダクションまで搭載していますので急に対象がなくなると一コマは残像が残ります。
デフォルトでシャープネスが軽くかかっていますので天文用途では切っておいた方が自然だと思いますし、必要であれば後で処理が可能です。

画像加算して処理すると下のようになります。
M5120130217amwat910hxa
左に縦帯が入っているのは個体差なのか仕様なのか迷うところです。
TGv-Mでの佳作は2006年にさかのぼった下の作例です。
M51060401am_2
TGv-Mは一コマ8.5秒でWAT-910HX半分の4秒強なので星が肥大しにくのも特徴です。
状態がよい空でたっぷり撮影してみたいものです。



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コメント

非常に興味が有りますが、全くこの手のカメラには疎いので参考にさせていただいております。
明るい惑星状星雲等では惑星用ビデオカメラで何百枚もフレームスタックして詳細を浮かび上がらせる手法が有りますが、基本同じことなんでしょうか?

kinkuroさんはじめまして
ウェブカムなどで撮影してウェーブレット処理などを行うときはPC上でアラインを行いますがWAT-910HXには当然そんな機能はありません。
単純に画像素子への入力を最大256コマ分加算すると考えていいです。
ただし、内部の高bitのまま加算しているので白トビ・黒トビはしにくいようです。

という事は、ガイドはきっちりしないといけないのでしょうか?
例えば4秒だけはガイドできてるけど、1分のスパンではずれてる場合、加算蓄積でズレはあるのでしょうか?PX-35Cを購入してるんですが、ドブ(縮小光学系F3くらい)+ポンセットで動画を撮ってDeepskystackerというソフトで加算スタックしようと思ってます。
WATのカメラもPCで同じような加算処理は出来るんでしょうか?

怪しい赤道儀でも4秒露出なので撮像は良好です。
うちの赤道儀は60秒も露出すると打率が5割になる有様ですが4秒ならほぼ10割近くいけます。
ポンセットだと中心部は追尾しますが周辺は回転すると思います。
Deepskystackerのアラインが回転にも対応していれば問題なさそうです。
ノイズがあると同心円状にノイズ出るのが気になるかもしれません。
私は基本16コマ撮ってステライメージで処理していますがDeepskystackerのほうがアライン精度はよさそうです。

色々初歩的な質問にお答えいただきありがとうございました。

ご挨拶遅れましたが、20cm反射とドブで先日皇座にてお目にかかりました。

またお目にかかりましたら宜しくお願いいたします。

あ、皇座山の。
こちらこそよろしくお願いします。

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