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2011年3月20日 (日)

それは隕石ですか?

19日に宇部天文同好会の総会がありました。
23年度ははやぶさのイベントがありいささか大変です。

総会に妙な石が持ち込まれました。
表面が焼け焦げたような紋様の黒い石で方位磁石に反応する特徴があり通常の石より重いのです。
文字に書くと隕石を思わせます。

幸い過去にさまざまな隕石を見る機会に恵まれてきました。
Kuga040829
玖珂隕鉄

Miho050402
美保隕石

Nantan050402
南丹隕石

Niho100211
仁保隕石

Inteshu080831
隕鉄断面

で、今回のサンプルです。
Ube110319
斜めの大きなパターンは裏面まで回りこんでいます。
石質隕石は無重力で生成されますから等方均質が基本です。
地球の石は堆積岩のみならず火成岩も重力の影響を受けますから縞が入るのは合理的です。
したがってこの石は地球のものの疑いが高いのです。
隕鉄の場合はウィドマンステッテン組織が選択的に腐食される可能性もないわけではありませんが今回はそれほど重くないので隕鉄ではありません。

隕石は意外と拾い物が多いのです。
小国に落ちたと目される隕石の調査に国立博物館の博士が現地入りしたとき、うわさを聞きつけて5個の石が持ち込まれそのうち2つも隕石でした。
山形の天童隕鉄はそうして発見されたものですが当初はタタラバのノロではないかとも疑われていた錆びた鉄屑塊でした。
鍬の先に「カチリ」と石が当たったらむやみに捨てずに石に語りかけみてはどうでしょう。

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