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2010年7月18日 (日)

SONY DSC-TX5、TX7、TX9が駄目な理由

SONYのDSC-Tシリーズは屈曲光学系を使った薄型コンデジで一世を風靡しました。以後、多くのメーカーが同様のコンセプトを取ったので埋没傾向が続きました。しかし、業務用としてオンリーワンといっていい機能で現場作業を支えています。優れた点を列挙すると以下のとおり。

  • レンズが出っ張らず物理故障しにくい。
     普通の光学系だとスイッチのたびにレンズが迫り出すがこの部分は故障が多い。
  • 狭い場所でも撮れる。
      レンズが出っ張らないので手が入るところなら何とか撮れる。
  • 合焦範囲が非常に広い。
      T1ではマクロに入れておけば通常撮影全域をシームレスにカバーし、その後は1cmマクロまでシームレスになった。
  • 1cmまで寄って撮影ができる。
      一般的なマクロはそんなに寄れない。
  • 片手で起動・停止できる。
     道具が多い現場ではかなり重要。
  • 楽にポケットに入る。
     手元に無いカメラはどんな高級カメラでも持っていないに等しい。

初代T1では実装がありませんでしたがまもなく手ぶれ補正も導入され徐々に高感度化されてきました。TX1からは裏面照射型CMOSイメージセンサーが導入されています。レンズも換算25mmと広角になり狭い現場でのアングルが確保しやすくなってきました。HDR、手持ち夜景、スイングパノラマと機能満載です。
Dsc00238 Dsc00863
ところがDSC-T1、T50、TX1と乗り継いできたのに最近の魅力的なDSC-TX5、TX7、TX9は乗り継げないのです。それはインフォリチウムバッテリーでなくなったからという単純な理由もあるのですが業務用として致命的な欠点があるのです。
現場作業での撮影量は一日20コマ程度ですがこれが年に100日だと2千コマになります。役所への提出は一般に1Mピクセル程度で提出します。1Mピクセルだと700kB程度ですから年間では1400MBです。が、画素が増すに従い大きくなってしまいました。2Mピクセルモードがあっても縦横比が16:9なのです。こんなの役所は受けてくれません。おなじみ4:3だとDSC-TX9は5Mピクセルからで1コマがなんと3MBです。年間では6GBに達します。こうなるとバックアップも大変ですが、写真の提出で苦情が出ます。当然縮小する羽目になるのですが面倒この上ないですし基本的にEXIFファイルは書き換え厳禁です。建設CALSを付けろとはいいませんがVGAの次が5Mピクセルなどというのは勘弁してほしいものです。
PENTAXのOptio W90にすれば解決するというものではないのです。

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