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2010年7月

2010年7月27日 (火)

奥津温泉 洗濯湯


奥津温泉には鍵湯という名湯がありますが奥津荘という旅館なので気軽に立ち寄るわけにもいきません。
江戸に始まる古い湯治場なのになぜか共同湯がないのです。
スーパー銭湯系の施設はあるのですが値段にびっくりします。
そこで見渡すと「なんだあるじゃないか」というのがこの棟です。
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いかにも共同浴場なのですが実は洗濯場です。
傘のところで実演もありますが足で器用に踏み洗いをします。
その昔に狼を恐れて立ったまま洗濯をする習慣があったからだそうです。

「失敬失敬、対岸に露天風呂が」と油断すると恥の上塗りです。
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こんなに立派なのに足湯です。

1100円で旅館などの湯を三箇所借りられる温泉手形がありますからこれを活用すべきなのでしょう。

2010/04/28 

2010年7月26日 (月)

湯屋温泉元湯館・子安華湯館

☆☆
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島根県浜田市の金城町の山腹ののどかな温泉です。
木を基調にしている比較的新しい地域の湯で、同じ地域の伊木の湯が閉まっている日は賑わうのだそうです。
名前を見れば子宝の湯だと見当がつきますが「子安」とは地名です。
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放射能泉を加熱循環しています。
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2007/09/15入湯 
 

2010年7月24日 (土)

湯郷新温泉 市営露天風呂

☆☆
岡山県美作市営の露天風呂が吉野川の湯郷温泉対岸にあります。
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湯郷新温泉という名称で吉野川の土手にあります。
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川面を渡る風を青空の下で楽しめる温泉施設で難しいことを考えてはいけません。
37℃なので加熱循環塩注で、土手にあるので浄化設備が付けられず石鹸、シャンプーは使えません。
それでもお客が多いのは地元の社交場になっているからでしょう。

2010/04/28入湯
   

2010年7月23日 (金)

スーパーホテル LOHAS・JR奈良駅 飛鳥の湯

☆☆
同じスーパーホテルの大和郡山の地下800mから汲み上げたものをJR奈良駅まで運んだ温泉です。
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4階が湯屋です。

内湯と外が見えない露天があります。
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33℃のナトリウム・カルシウム塩化物温泉を塩注加熱循環します。

温泉もワインや豆腐と同じく旅をさせてはいけないと思いますから温泉に注力するなら大和郡山に泊るべきです。
奈良駅前の宿では温泉はあくまで付加価値に過ぎませんし、温泉に頼った料金設定ではありません。

2010/09/29入湯

2010年7月22日 (木)

有福温泉 御前湯

☆☆☆☆
有福温泉は夜に行ったので御前湯の全景がこの有様です。
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元々洋館風なので銭湯らしくはないようです。
番台もかなり変わっています。
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脱衣所の隣は浴室で、真ん中に四角い湯船があり熱い湯が掛け流されています。
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湯は47℃と熱いものが注がれています。
新湯量が程ほどに少ないので湯には入れますが熱い湯に慣れていない人はお手上げかもしれません。
湯船は80センチ近い深いもので湯が不思議な色に濁りアルカリ性単純温泉とは思えません。
構えは古いですが手入れがよく明るくて意外とハイカラ。
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でもあまりに熱いので地元の人は適温のやよい湯に通うのだとか。

2007/09/15入湯

2010年7月21日 (水)

はげの湯温泉 共同浴場

☆☆☆
熊本県の小国町のはげの湯は「峐の湯」と書きます。
共同浴場に分析表は掲げていませんが高温の含硫黄ナトリウム塩化物泉と思われます。
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コンクリートの浴槽は硫黄に弱いので塗り替えが必要になります。
ここは2003年に建て替えたものですがコンクリート打ち剥がしにコーティングをしたようにピカピカです。
夜を基準にした採光で窓はほとんどありません。
40℃ほどの湯は鮮烈なまでに透明で意外と湯の香はしません。
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共同浴場というと機能本位のものが多いのですがここはデザインまで取り込まれた斬新なものです。
穴倉のような湯屋ですがベンチレートが異常に高く、意外なほど湯気がこもらないです。
湯口は珍しい形状でさらに間欠泉になっています。
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浴槽もコンクリートですが表面は小さな砂利で仕上げる凝り様。

不思議なもので峐の湯なのに湯の花が一切ないのです。
生活の湯というのはそういうものでありたいです。

2007/09/08入湯

2010年7月20日 (火)

梅雨明けの星空

梅雨明けの星空は美しいのが一般的ですが梅雨明け十日といわれるほどその旬は短いです。
今年は新月期が梅雨最中だったので半月となった梅雨明けには今ひとつ気が乗らず三連休もろくに動いていません。
天気予報が今ひとつなのがその理由ですが、口惜しいので日周運動を記録します。
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これだとどこを撮ったか分からないのでスチルはこちら。
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さらに分かりやすく動画にして見ます。

結局、星座線を引くのが一番分かりやすかったりします。
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こうして7月18日の朝を迎えたのでした。

2010年7月19日 (月)

7・15豪雨

  毎年のように梅雨末期には豪雨の恐れがあります。
今年の7月15日は14日に引き続き山地側で雨が降り厚東川、厚狭川は危険水位に達しました。
厚東川は持世寺、二又瀬支流側への逆流があります。
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厚狭の市街の惨状はテレビで報道されていました。そこら辺の様子は良く分かりませんが上流の松ヶ瀬は通りがかりに被害が見てとれました。上流から材木や立木がゴツゴツ流れるとこうなるようです。
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抵抗が増すため流された橋もありますが松ヶ瀬橋は堰となってしまい川があふれ田畑をショートカットしています。

ショートカットした濁流は美祢線に襲い掛かります。
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鉄橋を流失しているため美祢線の復旧は当分先です。

伽藍岳火口

伽藍岳は別府背面の由布市の活火山です。火口を持ち噴煙を上げていることが意外と知られていないのではないかと思います。管理人は塚原温泉火口乃泉で200円で火口見物ができます。
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なかなか壮観に見えますが小ぶりで泥が煮え立っています。これとは別にガス口があちこちにあります。硫黄蒸気を噴出しているので硫黄の華が咲いています。
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10日の鉄腕ダッシュでTOKIOの山口氏が採取していたのはこういうやつの親玉です。

撮影準備は打診の段階からかなり手間を掛けていたそうで、タレントの氏名不詳で進んでいたそうです。 当日は関係者も客もカメラの死角に押し込まれ結構窮屈だったとか。撮影が終了すると情報が広がる前にあっという間に撤収というのは良く聞く話のとおり。

2010年7月18日 (日)

SONY DSC-TX5、TX7、TX9が駄目な理由

SONYのDSC-Tシリーズは屈曲光学系を使った薄型コンデジで一世を風靡しました。以後、多くのメーカーが同様のコンセプトを取ったので埋没傾向が続きました。しかし、業務用としてオンリーワンといっていい機能で現場作業を支えています。優れた点を列挙すると以下のとおり。

  • レンズが出っ張らず物理故障しにくい。
     普通の光学系だとスイッチのたびにレンズが迫り出すがこの部分は故障が多い。
  • 狭い場所でも撮れる。
      レンズが出っ張らないので手が入るところなら何とか撮れる。
  • 合焦範囲が非常に広い。
      T1ではマクロに入れておけば通常撮影全域をシームレスにカバーし、その後は1cmマクロまでシームレスになった。
  • 1cmまで寄って撮影ができる。
      一般的なマクロはそんなに寄れない。
  • 片手で起動・停止できる。
     道具が多い現場ではかなり重要。
  • 楽にポケットに入る。
     手元に無いカメラはどんな高級カメラでも持っていないに等しい。

初代T1では実装がありませんでしたがまもなく手ぶれ補正も導入され徐々に高感度化されてきました。TX1からは裏面照射型CMOSイメージセンサーが導入されています。レンズも換算25mmと広角になり狭い現場でのアングルが確保しやすくなってきました。HDR、手持ち夜景、スイングパノラマと機能満載です。
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ところがDSC-T1、T50、TX1と乗り継いできたのに最近の魅力的なDSC-TX5、TX7、TX9は乗り継げないのです。それはインフォリチウムバッテリーでなくなったからという単純な理由もあるのですが業務用として致命的な欠点があるのです。
現場作業での撮影量は一日20コマ程度ですがこれが年に100日だと2千コマになります。役所への提出は一般に1Mピクセル程度で提出します。1Mピクセルだと700kB程度ですから年間では1400MBです。が、画素が増すに従い大きくなってしまいました。2Mピクセルモードがあっても縦横比が16:9なのです。こんなの役所は受けてくれません。おなじみ4:3だとDSC-TX9は5Mピクセルからで1コマがなんと3MBです。年間では6GBに達します。こうなるとバックアップも大変ですが、写真の提出で苦情が出ます。当然縮小する羽目になるのですが面倒この上ないですし基本的にEXIFファイルは書き換え厳禁です。建設CALSを付けろとはいいませんがVGAの次が5Mピクセルなどというのは勘弁してほしいものです。
PENTAXのOptio W90にすれば解決するというものではないのです。

2010年7月14日 (水)

きららドーム星景

7月9日に観望会資料のネタを拾いにきらら自然公園に出かけましたがガスっています。
仕方なくお土産にドーム撮影を比較明合成します。
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普通はこれでいいのです。
ですが問題はこの背景の正体です。
静止画がいいこともあるのですよ。
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ちょっと星雲が見えているのはデジキスのX2のseoモデルだからでしょう。

ガスが少なければもっとマシになります。
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4月25日の早朝の撮影です。

2010年7月12日 (月)

新薬師寺

若草山の南にある新薬師寺は奈良時代に始まる七堂伽藍を備えた大寺でしたが雷や台風などの天災で勢いを失いました。
幸い本堂は残り、改修後は壁や天井の漆喰も新しく明るくなったので昔のように懐中電灯で覗くように拝観することもなくなりました。
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薄い幕で光を取り込んでいますがこれだけでは暗いので少ないながら蛍光灯も点いています。
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小さく質素な本堂ですが国宝です。


本尊の薬師如来はギョロ目で愛嬌ある口元と表情豊かな頬が特徴でにらめっこしたら間違いなく負けます。
失礼なので本尊の前では大声で笑わないでください。
国宝なのですよ。
ギョロ目にあやかって目の薬師様と言われています。

本尊より有名なのが周囲を取り囲む十二神将です。
江戸時代に地震で一体失って戦前に再製していますが残りは国宝です。
特に切手にもなった髪が逆立った姿の伐折羅大将は有名です。
東大寺戒壇院の四天王を見た後だと多少残念感がありますが、数量ならこちらは3倍もありますので腹一杯楽しみましょう。

(2010年4月30日拝観)

2010年7月11日 (日)

水金地火(木)土

下は7月9日夕方の写真ですが、これから8月にかけてこの3惑星が面白いです。
Yakeno100709pms
実は金星の下、太陽との間にすいせいもあり、来週あたり見ごろになります。
土星・火星・金星は8月10日あたりに相互に接近します。
木星はあいにく深夜でないと上ってきません。

小野田の焼野海岸から撮っていますが明るすぎるので6秒露出のものを比較明合成しています。

永山本家酒造場「貴」夏純米発泡にごり

日本酒の売上げは夏苦しいのは昔からです。
どうも泡が出るものには勝てません。

と、いう訳でもないでしょうが永山本家酒造場「貴」の発泡です。
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蚊取り線香じゃあるまいし、キャッチコピーもライトです。
でも純米酒ですから発泡で軽く仕上げています。
生酒でややにごりです。
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冷やして一合ほどやると気持ちよくゴクゴクと入ります。
純米なので続けて二合、三合は無理ですが、これはたまらないうまさです。
発泡というと危ないほど炭酸を入れたものもありますが、これは淡いので舌を刺すことがありません。
かといって、春先のにごりのように甘いわけでもないので湯上りにもいけます。

冷蔵庫がなければ成立しない日本酒なので三千本も作らなかったようです。
ただし、初日でほとんど出荷してしまい、宣伝が後付になり「注文来たらどうすんの!?」状態だとか。(ラベルも別刷りしたのに・・・)
元々、石高が少ない(510石?)ので大変です。

2010年7月 6日 (火)

石舞台古墳

古くは石の蓋と言われていた石舞台古墳は蘇我馬子の墓所と推定されています。
石は上流から運ばれてきたものです。
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現在は石室を明瞭に確認することができますが古くは日よけ、雨よけをする程度の空間があり、博打場となっていたとも伝わっています。
昭和になって周囲の堀の構造まで明らかになり、多数のほかの古墳の上に埋め立てるように石舞台古墳の基礎が築かれたことが判明しています。
ここの堀も流失防止に石が張られているのですが、本来の古墳は形を整えた後で盛り土に石を張り盛り土の流失が防がれているのでこの古墳は故意に表土が取り除かれたと思われます。
また、石室内部に石棺なく、石棺の破片が残されていました。
これも、単なる盗掘ではなく、破壊を目的にしたものを想像させます。
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入鹿も蝦夷も蘇我氏本流の滅亡時に埋葬が許されているのに不思議なものです。

(2010年4月29日訪問)

2010年7月 2日 (金)

亀形石造物

酒船石の岡の下で発見された遺跡です。
有料で見学できます。

石を敷き詰めた敷地で水を扱う施設です。

湧水を最初のますに溜め、下の円形に注ぎます。
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この丸いものは四肢が刻まれており一般には亀と言われています。
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四つ爪なので一説にはスッポンかとも言われています。
用途となると酒船石同様にさっぱりわかりません。
渡来人居住区なので道教施設なのかもしれませんが、雨乞いかもしれませんし、生産施設かもしれません。
板蓋宮の近くなので不老不死を祈る施設が一般的でしょうか。
後世の宮と異なり板蓋宮は天皇の居住区で朝議を行っていたとみられるので天皇家の施設だったのかもしれません。

(2010年4月29日訪問)

興福寺

東大寺のお隣で猿沢池の上にある興福寺は東大寺負けない国宝の宝庫です。
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左が国宝の東金堂(とうこんどう)です。
当然、西金堂もあったのですが江戸時代に焼失しており、中金堂まで延焼焼失しています。
右は国宝五重塔です。
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ちなみに夜はライトアップされています。
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東金堂に収められているのは薬師如来坐像と脇持日光・月光菩薩立像の重文ですが国宝では文殊菩薩坐像、維摩居士坐像 がありこれも脇持の扱いです。
周囲に国宝四天王立像が守護し、さらに国宝十二神将立像が守護しています。

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国宝北円堂は特別公開のもので小さいながら弥勒如来坐像、四天王立像の国宝がひしめいています。
有名なのはむしろ無著・世親立像だったりします。
おそらく美術の教科書の影響でしょう。

現在の興福寺のスーパースターは阿修羅像です。
元は焼けた西金堂の住民ですが現在は国宝館で拝観できます。
八部衆のひとつですから阿修羅像、五部浄像、沙羯羅像、鳩槃荼像、乾闥婆像、迦楼羅像、緊那羅像、畢婆迦羅像に上下がない・・・と言いたいところですが、阿修羅王だけは昔から扱いが別です。
何しろ阿修羅だけは鎧をまとっていませんし、靴も履いていません。
薄い衣とジョッキーパンツ風のパンツで足元はなんとサンダルです。
八体の中で思い切り浮いています。
光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」の阿修羅王のモデルとしてしられ1978年の萩尾望都のコミックで仏像に縁がなかった年代にまで広く知られるようになりました。
2009年の出張展示で驚異的な集客をしたほどで広く日本中に興福寺の名を知らしめることになりました。
国宝館の出口近くに八部衆は展示してあり、平日でも館の外にまで長い行列が続くほどです。
現金なもので阿修羅から先は急に閑散とします。
千手観音菩薩立像や十大弟子などもちゃんと見てあげないと勿体無いです。
天燈鬼・龍燈鬼は邪鬼が独立したものとされ特に龍燈鬼の人間くさい表現は大好きです。

時間がなければ奈良の仏像見物は興福寺宝物館と東大寺法華堂だけでいいと思っています。

(2010年4月30日拝観)

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