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2010年6月20日 (日)

東大寺 戒壇院戒壇堂

東大寺の中には拝観可能なお堂がいくつもあります。
修学旅行のおなじみは大仏殿で天平仏の殿堂は法華堂です。
世の中には法華堂ですら素通りしようとする人がいるほどですから戒壇院は結構静かです。
5月1日に訪ねてみました。
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残念ながら御堂は焼失し、江戸時代の再建です。
肝心なのは戒壇自体ですので問題はないはずです。
ここの石庭は詳しくは知りませんがオリジナリティがあります。
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もちろんここの最大の見ものは四天王ですが撮影やスケッチは禁止です。
ここの四天王は最も美しいもののひとつです。
ぜひ、足元の邪鬼を含めて堪能いただきたいです。
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多聞天は白鵬に似てますね。
実は1980年頃まではこの四天王を戒壇上から鑑賞することができました。
その後、戒壇は戒律を受けるための結界が常に整った場所で聖域ですので壇の周囲からの鑑賞に変わっています。

むかし、戒壇院で火事があったときは心配したのですが、焼けたのは庫裏だったようです。
東大寺の中にありながら戒壇はその格式から多くの堂宇を構えておりこの寺域を戒壇院と呼び戒壇がある堂が戒壇堂です。
戒壇にあったもとの四天王は銅像で、この四天王は中門堂にあったものが移されたものです。
壇上には多宝塔があり右手に切り株のようなものが置いてありますこれは戒を授けるときに経文などを足元に置かないようにするための台らしいです。
つまり、戒壇は立ったまま行われるようですね。
上野、奈良、大宰府の三戒壇時代には権勢を振るったのですが延暦寺の大乗戒壇が勅令で認められあと、戒壇制度ははグダグダになっていきました。

(平成22年5月1日拝観)

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