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2010年6月 6日 (日)

法隆寺大宝蔵院

法隆寺には寺宝が多すぎます。
大宝蔵殿などにも収蔵されていますが特別公開でしかお目にかかれません。
一般に公開するものは主に大宝蔵院にあります。
西宝殿から下の百済観音堂をとおり東宝殿から出ます。
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国宝てんこ盛りですが入口から九面観音が出迎えます。
38センチの高さの白檀の一木彫り出し観音菩薩立像で、驚異の細密彫刻はどう見てもMADE IN JAPANではありません。
この観音様のイアリングはなんと動きます。
透かし彫りのアクセサリーまで全て一本の白檀なのです。
そこまで細密にするのなら十一面観音にすればよさそうなものですがあえてバランスを優先したのでしょう。
夢違観音や玉虫厨子を見て百済観音を拝むことになります。

百済観音がいつ法隆寺に来たかは不明です。
そもそも最初は菩薩像と思われていました。
たまたま発見された寺宝の宝冠が百済観音にピッタリ一致したので観音立像と判明したのでした。
百済観音といっても飛鳥時代におなじみの楠の一木造りなので国産だとか。
八頭身の痩身が異国を思わせたのでしょう。
観音の光背は竹で支えられています。
実は木で竹を模しているのですが理由は分かりません。
こういう光背の支え方はよその仏像でも見られます。

出口近くにある百万塔には世界最古の木版印刷が収められています。
明治初期に若干を法隆寺が手放したそうですが現在も4万基以上あるそうです。

今回は閉館間際に訪ねたので大失敗です。
最低1時間は欲しいです。

(平成22年4月29日拝観)

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