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2010年6月15日 (火)

益田岩船

明日香の遺跡は飛鳥駅の西は古墳ばかりになります。
例外的にあるのが岩船山にある益田岩船です。
一応整備された道を登った果てにあるのですが
Dsc07621 Dsc07622
天気予報が少しずれてズルズルの山道を這い上がる羽目になりました。
そして、岩船はいきなり現れ、あまりの大きさにしばらくは何だかさっぱり分かりません。
Dsc07623 
一番おなじみなのは奥手から撮った写真でしょう。
Dsc07627
山が竹に侵食されて毎年酷いことになっていきそうです。
不思議な岩で、竪に2つ穴が開いています。
Dsc07634
Dsc07635
江戸時代には近くの益田池の施設と考えられていたらしく益田岩船と呼ばれたようです。
実際は古墳の石室として製作中に放棄されたもののようです。
石室が二つあるものはほかにもありますし、運ぶためには少しでも軽く必要があるため岩を見つけたこの場所で加工を開始したようです。
ではなぜ放棄されたかですが下の写真にヒントがあるといわれています。
Dsc07633
斜めにコケが生えている場所は岩が割れているところです。
製作途中にこの割れが中まで貫通していることが分かり放棄されたというのです。
天文施設という説もありますが方向や角度が正確とはいいかねるようです。
運搬にはシュラ(スラ・修羅)という木そりの一種が使われたようです。
現在もシュラは林業の用語に残っていますが木を里に出すための滑り台の意味のようです。

竪穴の深さは1.3メートルもあり小柄な人が落ちると自力で上がれなくなりそうです。
くれぐれも岩に上がらないように。

(平成22年4月29日訪問)

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