« 山川天然砂むし温泉 | トップページ | 永山本家酒造場 新酒祭り »

2010年3月13日 (土)

鉄輪温泉 鉄輪むし湯

☆☆☆
伝承では鉄輪温泉は元々地獄と湿地が広がる土地だったものを一遍上人が埋め立てて人が住める土地にしたのだそうです。
Dsc05259
このとき作られたのが「むし湯」「渋の湯」「熱の湯」といわれます。
Dsc05260
むし湯は長らく古いムロを混浴で使ってきましたが平成18年に改築するに当たり男女別に改められています。
むし湯の歴史を遺跡展示し、無料の足むしも作られています。
普通の湯屋と異なるのはむし湯自体は着衣で利用する点です。
それが面倒なので毎度素通りしていたので今回が初利用です。
浴衣は210円でレンタルしているのですがあえてTシャツと海パンを準備します。
入場は券売機を使いますが当日は壊れていましたので料金を払いながら手順も確認します。
休憩室をはさんで右が女湯、左が男湯となります。
脱衣所で服を脱ぐとまず湯屋で掛け湯をします。
その後で海パンとTシャツ(レンタルでは浴衣)に着替えてタオルをもってむし湯の低い戸をくぐります。
Dsc05278
戸の向こうに吹き抜け防止の暖簾があり薬草の香りが濃くします。
暖簾の向こうは非常に暗くに薬草が敷いてあります。
薬草の下は石の床でその下に熱源の湯があります。
丸石があればそれが枕ですが熱くなっている恐れがあるのでタオルを置いて使います。
むし湯のムロは天井が低いこともあり立っていると苦しいほどに熱いのでさっさと横になるべきでしょう。
横になるころには汗が吹き出ているはずです。
この汗で薬草を汚さないようにするために着衣で蒸されることになるのです。
標準で8分間で係りの人が合図をしてくれますので退出します。
もっと汗を搾りたい人は自己申告して延長します。
ムロから出たら汗で濡れた着衣を脱いで湯屋で汗を流し湯を浴びます。
Dsc05265
当然このお湯も立派なナトリウム-塩化物泉で鉄輪ではぬるめとはいえ温泉です。
サウナのようですが冷水はありませんし、1日1回とされています。
800年前からこのスタイルだったのかもしれません。
瀬戸内海には温泉でこそありませんが各地に石風呂があり鉄輪むし湯と同じような使いかをされていました。
大分や山口に多いのですが石室内部で薪を焚き灰をかき出したらヨモギなどの薬草や香木を敷き詰めその上にムシロを敷いて横になります。
ただし、壮絶な輻射熱ですので丹前や毛布で保護しながら使います。
この方法を伝えたのは山口では大仏再建を主導した重源上人ですので仏法の世界で広まった知恵なのかもしれません。
Dsc01509
写真は月輪寺の石風呂です。

2010/02/28入湯

« 山川天然砂むし温泉 | トップページ | 永山本家酒造場 新酒祭り »

「温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/18573/33746177

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄輪温泉 鉄輪むし湯:

« 山川天然砂むし温泉 | トップページ | 永山本家酒造場 新酒祭り »

最近のトラックバック

2016年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ