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2009年12月28日 (月)

IRフィルタレスカメラのフィルタ

IRフィルタレスカメラはその広い帯域で赤外星雲を比較的楽に写すことができます。
ところが写るのは星雲の赤外に限定されませんから全般に赤い撮像になります。
2002年6月の自分の記事にすでにこのあたりの記述があります。
http://homepage3.nifty.com/shado/photo0206a.htm
このときはLPS-P1で対処していますが対価としては光量が減る問題があります。赤外光の元は大半が光害ですから十分に暗いところに行けばノーフィルターで光量を十分稼いで対象が撮れることになります。
今では光害フィルターとして改良型のLPS-P2や星雲撮影用のLPS-V3がEOS X2改に用意されています。前例からいってそれなりに効果が期待できますがそれなりのお値段です。コンデジでは60秒が限界だった露光も、一眼デジではたっぷり取れます。
しかし、オートガイダーなんて持っていませんから仕様上300mmで5minがいっぱいの赤道儀の範囲でしか露光は伸ばせませんから痛し痒しです。

フィルターを選ぶなら対象次第ですがLPS-V3で星雲専用にするつもりです。そうすると星の肥大化を抑えて星雲を強調できます。残念ながら最大広角がEF-sレンズなのでフィルターに対応していませんから今すぐ移行するわけにもいきません。

ノーフィルターの実例写真は下の通りです。
Ngc7000091219pm
2009/12/19PM NGC7000
EOD kiss X2 seo+EF200mmF2,8
背景が赤くなるので星雲本体とのコントラストが低下してはっきりとは浮き出してきません。

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「天文」カテゴリの記事

コメント

IRフィルタレスカメラって皆さん使っていらっしゃるんですかね。

私はデジカメでも彗星しか撮らないのでHα付近の波長はあまり気にしていないのですが(^^;)


2009年は大変お世話になりました。
来年もブログ楽しみに拝見させて頂きます。

光害に極めて弱いですがIRフィルタレスカメラの需要は高いですね。
それでも写真屋の半数には満たないと思います。

今年は晴れまくってほしいものです、ハイ。

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