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2009年7月

2009年7月31日 (金)

種子島の星空

日食の半日前の夜空は冗談みたいに晴れていました。
宇部の市民観望で見てもらっている星とは別物ですが、貧乏性なのかみんな公民館のそばで空を見上げているのでここは尻を蹴飛ばして街灯がないところに追い出します。
Milkyway090721pm1600
Milkyway090721pm1600c
写真でしか見たことがないような天の川がさそり座から夏の大三角を抜けてカシオペアまで続いているのでした。

AstroTrac TT320Xも予定通り持ってきたのでサドル付近を撮ってみます。
Sadr090721pm200
本当はこんな状態で日食本番を迎えるはずだったのですけどね。

2009年7月23日 (木)

皆既日食水没

長らく準備してきた皆既日食ですが種子島まで出かけて見事に振られました。
半日前でも後でも晴れていたのに皮肉なものです。
皆既日食での照度変化を300倍速で記録しましたので御笑覧くださいませ。

marsさんら太平洋上組は成功だったそうです。

2009年7月 8日 (水)

星降る夜の『蟻の城』

 『蟻の城』は宇部市民なら誰でも知っている彫刻で向井良吉による第1回全国彫刻コンクール招待作品(1962年)です。 ほかの作品がレイアウト変更などで移設されるのに対して蟻の城だけはずっとここに立ち続けています。 ひところは朽ちて落ちそうなほど錆びていたのですが現在は防錆されています。
 この作品を夜撮ります。

Arinoshiro090625pm0
 湖側から見上げるアングルです。

Arinoshiro090625pm2
 湖を見下ろすアングルです。

Arinoshiro090625pm3
 北極星と一緒に撮るアングルです。

Arinoshiro090625pm4
 遠景にしても風情があります。

2009年7月 6日 (月)

比較明合成(の3)

 露光時間と写りを比較したものが下です。
[モデル]
Canon EOS 50D
[撮影日時]
2009/07/04 23:00:00
[画像サイズ]
4752 x 3168
[焦点距離]
18.0 mm
[撮影モード]
M (マニュアル)
[レンズ型名]
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 USM
[ホワイトバランス]
電球
[フォーカスモード]
MF

[シャッタースピード] 300秒×1[絞り] F16[ISO感度] 100
Sakaegawa090704pm300

[シャッタースピード] 30秒×10[絞り] F3.5[ISO感度] 100
Sakaegawa090704pm30

[シャッタースピード] 15秒×20[絞り] F3.5[ISO感度] 200
Sakaegawa090704pm15

[シャッタースピード] 8秒×40[絞り] F3.5[ISO感度] 400
Sakaegawa090704pm8

 月の部分を拡大して並べると下のとおり。
Closeup090704pm
 つまり露光時間を減らしてでもISO感度は上げたほうがよさそうです。
 しかし、記録枚数は壮絶に増えていきます。 回避するために露光時間を短縮する代わりに絞りで対応したいところでしょうがこれは意味がありません。 あくまで星が日周運動をしているから比較明合成で効果が出るので絞りで星の明るさを絞ってはいけないのです。

 したがって設定は実用範囲で絞りをできるだけ開けて、ISOもできるだけ上げ、地上のオブジェクトが適正露出になるように露光時間を切り詰めていきます。 我慢できる範囲で露光時間を短くすることで星を鮮明に記録できるのですが上の例でISO1600まで上げようとすると2秒×160枚などという頭が痛い数字になります。

 JPEG1500万画素だと5MByte×160枚になるのでレタッチソフトで開くのは難しいですし、PCの動作も怪しいです。 でもLightenCompositeだけならいけそうなのでトライの価値はありそうです。

2009年7月 5日 (日)

比較明合成(の2)

 この写真を例に説明しましょう。
Kotogawa090616a
 この写真の元画はこれです。
Img_1186
[モデル]
Canon EOS 50D
[撮影日時]
2009/06/16 21:19:42
[画像サイズ]
2352 x 1568
[焦点距離]
18.0 mm
[シャッタースピード]
30.0 秒
[ISO感度]
800
[絞り]
F3.5
[撮影モード]
M (マニュアル)
[レンズ型名]
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 USM
[ホワイトバランス]
電球
[フォーカスモード]
MF

 元画より合成後のほうが星が目立っているのが分かります。なのに鉄塔の明るさは同じです。この510秒の合成を510秒の長時間露光で行うとISO100でF5.6程度まで絞ることになります。もしこの条件で写真を撮ると鉄塔は撮れるのですが星は暗くなりますし背景も明るくなり、熱ノイズも多くなります。比較明合成は多数の元画の中から明るいピクセルだけを合成するので移動する光点である星は線となって明るく記録されます。
 もし対象が明るくて星が写らないほどであればどうするか?上の写真ではこのカメラで設定できる最長露光時間である30秒で撮っていますがこれを短くします。 実例ではその3で説明します。

2009年7月 4日 (土)

トカラ皆既日食(の09)

 日食まで3週間切ったのですが、未だに迷いがあります。 とはいえ梅雨時ですから晴れれば練習は欠かせません。 作業を簡便化するために赤道儀も持っていくのですが真昼間に北極星は見えません。 そこで角度計と方位磁石を使うことになります。
Dsc01209
Dsc01211
 種子島では偏角が西に5度30分で北緯30度20分となります。
 全体像はこうなります。 
Img_1667
 この視野で大丈夫かどうかは神のみぞ知るところです。
Dsc01212
 適正露出は分かりませんからブラケティング併用で大きく振って撮影することになります。 4秒、2秒、1秒、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500で試写しましたがピッチを変えるべきか・・・。
Sun090704s
 右下に黒点が出ていますが高度が低かったのと蒸着フィルムの特性のためかすっきりしていません。 精度が良いD5ガラスフィルターがあれば使いたいところですが、昨今はそんなマニアックな小物は入手難のようでフィルターのON/OFFでのピントシフトは覚悟が必要なようです。 今回はあくまで皆既が目的なのでピントシフトが出にくい蒸着フィルムでキャップを作っています。

 そのまま7km先の煙突を撮ってもピントがシフトしないのでOKでしょう。 レンズの温度が上がらなければピントを決めてテープ止めするつもりです。 設定情報は逆光で見難いのでカメラの覆いが必要です。

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