ホタル乱舞(竜王山編5/29)
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22日の夜は雨後の晴天・・・の予定がガスに沈没した秋吉台をあきらめさまよう羽目になりました。結局、腹をくくって上関の皇座山に着いたのは午前1時です。たいしたもので悪いなりに天の川が見えるのです。
道具はAstroTracにEF300mmF4で、対象は出目金に彼岸花です。
右の出目金星雲は分かりやすいと思います。本名(?)NGC6334といい、欧米ではもっぱら猫の手と認識されているようです。左のNGC6357はつんつんと赤い星雲が伸びています。生憎、無改造のEOS50Dでは十分なコントラストが得られません。
そもそも透明度が悪いのでベースになるコントラストも悪そうです。S字暗黒星雲も今ひとつくっきり出ません。
目で見えない天体は星図では追いかけにくいので写真であてをつけるのですがAPoDのこの写真が役に立ちます。
http://apod.nasa.gov/apod/ap090519.html
AstroTracは精度よく追尾してくれますが撮影対象を変えると重心も変わるので三脚の反力も変わり極軸がずれます。対象を導入するたびに調整しないとこうなります。
どうかするとジュニアギヤヘッドが歯飛びをして大きく極軸がそれることもありえます。
室津半島スカイラインは細いのですがちゃんと手がかけられているので路肩の草も始末されていますし、落石も地味に排除されています。ただ、頂上の公園を含め雑木の手入れはされません。その結果自慢の眺望が年々損なわれることになります。
日ごろの観測は頂上の「キャンプ場」で行うのですが、別に展望台もありこちらの展望はまだマシですがそれも木々が大きくなるのであとどれだけ楽しめるやら。
今回はこちらから瀬戸内を写してみます。
う~ん、悪くないですがどっちに向けても木が被っています。
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田植えのシーズンになると南から北に棚田を求めてキャラバンするカメラマンが山口県にも立ち寄ります。油谷の東後畑なのですがここはピンポイントに夕方だけが撮影タイミングなのです。そのため午前中から場所取りで三脚が林立します。日が傾くころに戻ってきて漁火と一緒に棚田を撮るのです。ちょっと陽が翳りすぎですが通常こんな写真になります。
人気がある理由がなんとなく分かると思います。
でも、正直言ってこのレベルであるならネットで作例を探した方が情緒ある写真が探せます。でも私が撮りたいのは天体写真です。
アングルを変えるとこんなのも撮れます。
いっそ、北極星を入れると漁火すらない普通の写真になるのが不思議です。
6月5日過ぎがベストかもしれません。
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知るや君
こゝろもあらぬ秋鳥の
声にもれくる一ふしを
知るや君
深くも澄める朝潮の
底にかくるゝ真珠を
知るや君
あやめもしらぬやみの夜に
静にうごく星ぐつを
知るや君
まだ弾きも見ぬおとめごの
胸にひそめる琴の音を
知るや君
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島崎藤村の若菜集に収められた一編ですがサキタハヂメが曲を付け熊本野映がNHKの朝7時のシャキーン!で歌っています。さわやかなテンポがよい曲でお気に入りですがこの歌には現代語訳の別バージョンもあります。
もっともウィークデイの朝7時は通勤途中ですから水曜日の19:25からのシャキーン!ザ・ナイトで見ています。期間限定ですからそのうち別の曲に変わりますけどね。
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視野が横に流れる乱視に気がついて医者に行ったのは2005年ですが2009年にいい加減近くが見えにくいことに重ねて点光源が縦にダルマ形状に見える乱視にうんざりしてまた医者を訪ねました。
カルテというのは保管されているのですが直近1年までしか手元にはないようです。
前回は乱視・近視・老眼いずれも中途半端ということでしたが今回も乱視・近視・老眼ともにメガネを用いるには決め手がないということでした。
要は手元が見えにくいのならルーペが実用的ということです。
遠距離は運転免許でひっかかってからでいいんじゃないかとのこと。
そこで収まればいればいいのですが医者が言うことには白内障の初期です。
普通は五十台からだそうですが・・・う~む。
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日食となると原稿は最低限要求される技術です。
単純には太陽光を10万分の1にまで減光するのですが、注目されるのは可視光になりがちです。
実際問題なのは見えない赤外線や紫外線なので自己判断は禁物です。
例えば昔の黒のゴミ袋は赤外線ダダ漏れです。
カメラの場合はD4フィルターが多いでしょうがこの「4」は10の4乗分の1まで減光することを意味します。
眼視の場合は10万分の1、つまり10の5乗分の1まで減光すべきですからND8も併用されるようです。
でももう日食から2ヶ月前となると市場にそんなガラスフィルターは残っていません。
さらに、ねじ込み式のフィルターは取り外しにそれなりに時間がかかります。
そこでバーダープラネタリウムの蒸着フィルターに頼ることになります。
へろへろな張り方ですが問題ありません。
これで300mmに2倍エクステンダーをかけてEOS50Dで見るとこうなります。
バランスも悪くなさそうです。
太陽だけ切り出しましたが・・・黒点がないです。
もしこのまま極小状態が続くのならカメラ側はこの設定で現場に持ち込めます。
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夏は星雲です。
あの派手な色が素晴らしいのですがそこいらの望遠鏡では色なんて感じられません。
おなじみなのはいて座のM8干潟星雲でしょう。
2009/05/01AM Canon EOS50D+EF300mmF4 ISO1600 180sec 熊本県産山村
2009/05/02AM Meade LX90-20+×0.33RD TGv-M IDASフィルタ 宮崎県五ヶ瀬町
M20三裂星雲は青い星雲との対比が素晴らしいです。
2009/05/02AM Meade LX90-20+×0.33RD TGv-M IDASフィルタ 宮崎県五ヶ瀬町
参考までにEOS50D+LX90-20+×0.63RD での試写は下の有様。
何かを間違えているのかもしれませんが露光時間といわれるとお手上げです。
色の対比で負けず劣らず素晴らしいのはM27亜鈴星雲です。
2009/05/02AM Meade LX90-20+×0.33RD TGv-M IDASフィルタ 宮崎県五ヶ瀬町
星雲内部に入り込む赤色の仕上がりは画像処理ソフトに依存するデリケートなもので今回はそこまで凝った処理はしていません。
毎年、ワンパターン以外の夏物を狙おうとして意外に晴れない事実に挫けるのでした。
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少し前まで銀塩の独壇場だったのがアンタレス周囲の星雲です。
豊かな階調と高感度が必要なので8ビットISO400なんて仕様ではお手上げでした。
最近の一眼デジであれば面白いように撮れます。
中望遠でお手軽に取れるのも素敵です。
そして何より五色の雲の広がりが印象的です。
場所はアンタレスを含む五角形で、ここからいて座に暗黒帯が伸びていきます。
2009/04/29AMCanon EOS 50D+EF28mmF1.8山口県上関町皇座山
暗黒帯だけでも大変にぎやかです。
肝心なのはこの5角形です。
2009/05/02AM Canon EOS 50D + 100(-300)mmF4.5 ISO3200 180sec宮崎県五ヶ瀬町
暗いのかレンズが悪いのかは不明ですが強烈に処理しないと色がでません。
もっと明るい玉でようやく下の程度。
2009/05/02AM Canon EOS 50D + 200mmF3.5 ISO3200 120sec宮崎県五ヶ瀬町
もっと条件がよいときにコマ数を稼ぎたいです。
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で、ディープなのです。
普通はこんなICクラスは追いかけないのですが月の大きさほどの領域に系外銀河がひしめいている所は結構面白いです。
NGC4858 NGC4860 NGC4864 NGC4865 NGC4867 NGC4869 NGC4871 NGC4872 NGC4873 NGC4874 NGC4875 NGC4876 NGC4883 NGC4886 NGC4889 NGC4894 NGC4898 NGC4906 NGC4907 NGC4908 IC3955 IC3960 IC3968 IC3973 IC3976 IC3998 IC4011 IC4012 IC4021 IC4026 IC4030 IC4033 IC4040 IC4041 IC4042 IC4044 IC4045 IC4051
NGC3987 NGC3989 NGC3993 NGC3997 NGC3999 NGC4000 NGC4005 NGC4009 NGC4011 NGC4015 NGC4021 NGC4022 NGC4023
NGC4056 NGC4057 NGC4060 NGC4061 NGC4065 NGC4066 NGC4069 NGC4070 NGC4072 NGC4074 NGC4076 NGC4086 NGC4090
NGC4089 NGC4091 NGC4092 NGC4093 NGC4095
NGC3837 NGC3840 NGC3841 NGC3842 NGC3844 NGC3845 NGC3851 NGC3860 NGC3861
NGC6040 NGC6041 NGC6042 NGC6043 NGC6044 NGC6045 NGC6047 NGC6050 NGC6054 IC1170 IC1178 IC1179 IC1181 IC1182 IC1183 IC1184 IC1185
まじめに計画していればもっと凄い名所もあったでしょうが現場で調べたのでこんなものです。
現場で調べられるのがデジタル観測のいいところでもあります。
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