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2009年3月

2009年3月31日 (火)

トカラ皆既日食(の05)

会長のあの手この手で種子島皆既日食ツアーの骨格が揃いました。JTBが手をこまねいているのを尻目に結構きわどい手でさっさと手配が済んでしまいました。日食まで3ヵ月半ありますがリスク管理とシュミレーションを考えるとあまり余裕はありません。
種子島の募集員数はたいした数じゃないのですが、毎日フェリーが通っているような島ですから早々に上陸して野宿でしのぐ人口がどれだけいるかは不明です。下手をするとこの小さな島で渋滞が起きます。うちのツアーは移動に合法的に「プロ」を雇いましたから最悪の事態は回避できるでしょうか油断大敵です。

油断大敵なのは天気です。NASAの日食サイトには今回の日食地域の気象データが掲示されています。それによると今回の日食は中国から日本にかけて曇る確率が5割を超えているのです。気象庁のデータで日照時間は6時間強しかなく鹿児島本土より1時間も短いです。さらに指摘されているのは島雲と日食雲の存在です。皆既日食の高度が低い場合は強い日射による上昇気流で頭上を覆う島雲は問題が少ないのですが今回は68°もあるので困ります。日食雲は薄い雲ですが夏のたっぷり水蒸気を含んだ空気が気温低下で雲になるわけで気温低下が激しいほど雲も濃くなります。

従って、皆既日食を夏休みの宿題に当て込んだ子供らは第二主題を構える必要もあるのです。夜晴れれば北極星の高度でもいいのですがベタに曇った場合はもっと知恵が必要です。子供らはおそらく突飛な知恵で切り抜けるでしょうけどね。

2009年3月30日 (月)

星景写真ポスタリゼーション

3月24日夕方の晴天に誘われて秋吉台・・・雲が取れません。仕方がないので適当に撮影しました。芸がない画なので強烈な画像処理をして見ます。

しし座です。
Leo090324pmp2

オリオン座です。
Orion090324pm

北斗七星です。
Uma090324pm

カシオペア座です。
Cas090324pm

おうし座・・・ではなく、黄道光です。
Zodiacal090324pm
眼視の方が圧倒的に分かりやすいです。黄道光は街中ではまず見えません。

2009年3月29日 (日)

永山本家酒造 西都の雫

端麗辛口なのですが旨みがたっぷり感じられます。のど落ちはいいです。先日の生に比べると雑味が非常に少なく、従ってエグ味もなし。
これで純米酒だというのだから恐れ入ります。
Dsc00402
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Dsc00408 Dsc00407
「西都の雫」というのは山田錦系の県産酒米です。酒米を変えるというのはリスクなのですが見事に醸しています。

春の瑠璃光寺

春の山口お宝展では瑠璃光寺の五重塔の内陣が公開されています。ま、たかが内陣なのですけどね。
Dsc00141_2
お客が多いのは桜の季節だからですね。
Rurikoji090328pm
この五重塔には面倒くさい歴史があります。今の場所には元々室町時代に大内氏建立の菩提寺の香積寺がありました。毛利氏が山口から萩に押し込まれたときに香積寺を解体して持っていったのですが五重塔は持っていけませんでした。跡地に仁保から瑠璃光寺が引っ越してきて今の形になりました。
ということはこの五重塔は瑠璃光寺のモノではなく香積寺の五重塔でもあるわけです。

2009年3月21日 (土)

板垣彗星

日本人による彗星発見はリニアなどのプロジェクトの影響で減ってしまいました。その中で板垣彗星は発見されています。撮影しようとするともはやかなり高度が下がってしまいましたが秋吉台から何とか捉えています。

板垣 Itagaki (C/2009 E1) 2009/03/20_20:58JT
Itagaki090320pm

実は観察可能な彗星は今結構あるのです。ステラナビゲーターがあればこれらを短時間閲覧可能です。

Churyumov-Gerasimenko (0067P) 2009/03/20_21:12JT
0067p090320pm

Cardinal (C/2008 T2) 2009/03/20_21:19JT
Cardinal090320pm

Broughton (C/2006 OF2) 2009/03/20_21:25JT
Broughton090320pm

串田 Kushida (0144P) 2009/03/20_21:32JT
Kushida0144p090320pm

Lulin (C/2007 N3) 2009/03/20_21:40JT
Lulin090320pm

Wild (0116P) 2009/03/20_21:50JT
Wild0116p090320pm

ルーリン彗星が大きいのが良く分かります。これらの写真を見て下のかみのけ座の写真を見るとメシエが星雲星団のリストを作った気分が良く分かります。
Com090320pm
対応する星図をステラナビゲーターで調べると下のとおり。
Com090320pmchrt
いい時代になったものでキスデジと300mmでもこれだけ拾えます。ただ、うちのDXにはライブビューが付いていないのでピントの不確実性が問題です。
上の一連の写真はTGv-Mの画像で光学系はMeadeのLM90-20です。星像が大甘ですが文句を付けるミックインターナショナルももうありません。Meadeに注文をつけるような英語力ももちろんありません。高度が低いのも原因ですがすっきり写したいものです。高度20度をきるとこんなものです。
M42090320pm
さらに言うと三脚雲台一式で10万円もしないAstroTracの追尾精度の足元にも及ばないのです。頼むから300mm程度はノータッチで欲しいものです。

2009年3月16日 (月)

Comet Lulin 2009/03/15pm

連夜の秋吉台です。AstroTracぶら下げていけばお手軽撮影ができます。お手軽撮影はできますがLX90のように自動導入はできませんから星図と付き合わせながらの対象導入です。
Lurin09031415pm
今はふたご座で一日の動きはこのくらいです。発光メカニズムが同じなのかエスキモー星雲と似たような色です。

2009年3月15日 (日)

永山本家酒造場蔵開き

平成21年は3月15日が永山本家酒造場の皆造蔵開きでした。招待状も連絡もないのですが押しかけて祭に参加するのはこの春最後の生酒が買えるからです。
写真を撮ることをきれいに失念していましたが今年は焼き鳥はなしでうどんやぜんざい、酵母パンの出店があり、蔵の一部も見えるようにしてあります。祝いですから樽酒と餅と粕酒のふるまいがあり、くじ引きに行列ができます。酒飲みには200円の試飲と100円のブラインドテイストが楽しみなところでしょうか。ブラインドテイストは5種を当てるものですが同じ蔵の酒ですから難問らしく見ているうちでは正解者は1名だけでした。正解すると「貴」の純米吟醸が一升もらえるので50回くらいトライしてもいいほどです。

Dsc00254
「限定今朝しぼり」はそれこそ祭の朝に酌んだ酒を搾ったもので生酒の逸品です。特別純米本生の山田錦の酒で今回は辛口です。雑みは少ないのですが若いのでかなりチクチクします。(そりゃ若いなんてものじゃない)これから秋まで寝て日本酒として仕上がることになります。端麗辛口のうまい酒に仕上がるでしょうが豊かでにぎやかやかな味と香りは生酒の楽しみです。
Dsc00253

Comet Lulin 2009/03/14pm

今はもうふたご座を移動中です。かなり小さくなりました。AstroTracでの簡単撮影です。
Lurin090314pm
もうちょっと極軸を調整しないと気持ち悪いです。

撮影した秋吉台は山焼きも終わり草の丈が短くなりました。焼け残りで黒っぽいのが特徴です。
Choujagamori090314pm

2009年3月14日 (土)

画期的景気対策

3月28日から土日祝日の地方高速道路が1000円乗り放題になるそうです。期限は2年間でアクアラインが1000円なら本四架橋まで1000円になります。ETC搭載が条件になので3月12日から店頭からETC車載器が消え、1ヶ月も工事予約が埋まる店も出るほど。
これだけでも経済効果ですが車載器の元が取れるほど走りたいと思うのは人情です。九州山口地域は相互に大交流で高速末端の長崎、鹿児島、宮崎、大分は大量の観光客に宿は連夜の満室で五月の連休はすでに予約で出遅れ状態。事態に敏感な人はもう秋の5連休の予約の話をしています。これはもう日本人代移動時代の開始で、観光産業隆盛は間違いなさそうです。

鳥栖の渋滞がまた発生するかと思うとちょっと憂鬱です。JRも対抗策を打つでしょうからこれも楽しみ。こだまを使った割引やグルメトレインなんて面白そうです。
7月22日の皆既日食がウィークデーなのに胸をなでおろしています。

2009年3月13日 (金)

久住ワイナリー 高原の雫

久住はよく遊びに行くのですが未だに面白いところが見つかります。2002年に始まった久住ワイナリーなどはそのくちです。ま、ワイナリーは出雲の島根ワイナリーの開園当時から見ていますから多少難有りの醸造所でも気になりません。ところがここは大真面目にワイナリーです。特異なブドウを栽培したり、特殊な醸造を行ったりします。
Dsc00158
アイスワインは偶然が生み出したワインで早霜が凍らせたブドウを惜しんで作った甘口のワインが始まりです。主にカナダで醸造されているのですが日本でも作られています。ただし、冷凍庫で作るようです。なぜならアイスワインは零下8度になった朝に選果したブドウで醸造するのですがそんな都合のよい土地は日本にそんなにありません。久住ワイナリーは標高が900メートルで2月の気温は確かに零下8度になります。(経験済み)
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2月8日に買ったものですが3月には完売するそうです。500mLで3000円はちと高いのですが土地柄で観光価格に見られがちです。甘口のワインだというので島根ワインの二の舞を危惧しながらコルクを抜きます。
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おいしいですよ、これ。甘口といってもベタ付がまったくなくすっきりとした甘さでのど落ちもよいです。クリアな味わいが一本飲み切るまで続きます。

高原の雫 アイスワイン 2007 高原の雫 アイスワイン 2007
販売元:久住ワイナリー
久住ワイナリーで詳細を確認する

ま、ワインは素人ですけどね。

2009年3月12日 (木)

Manfrotto 486 RC2ラピッドコンパクトボール雲台

マンフロットは自由雲台も222,322,468,482,484,486,488,490とラインナップ豊富です。しかもクイックリリースのシリーズに分岐していきます。486RC2は国内でも8千円強(ポンドで約£42)と比較的リーズナブルなのに耐荷重6kgでクイックリリース付です。
Dsc00058
シングルアクションで固定します。開閉の角度範囲も調整できるようになっています。脱落防止の補助ロックも付いています。
注意すべきなのは三脚側への取り付け穴が3/8インチユニファイネジだということです。

2009年3月10日 (火)

Manfrotto 410-ジュニアギア付き雲台

「微動雲台」で検索すると天文用簡易経緯台が出てきますが、Manfrottoにはギア付き雲台というのがあります。耐荷重が異なる3種の雲台があり購入したのは一番小さな約£119のジュニアギア付き雲台です。「ジュニア」とはいえ自重自体が1.2kgを超え、耐荷重は5kgもあります。
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3軸各々に微動が付いており、微動の付け根のリングを回すとリリースされます。つまり、モーメントがかかった状態でリリースすると機材がガクンとお辞儀するのでかなり怖いです。
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クイックリリースプレートには1/4インチネジと3/8インチネジが切り替えで用いることができます。三脚側は3/8インチネジですから055XPORBにはちょうどよいです。410にはこれまた3/8インチネジのASTROTRACが取り付きます。

2009年3月 9日 (月)

Manfrotto 055XPROB

マンフロットはイタリアの写真機材メーカーです。メーカーとして認識してはいましたがあまりに高いのでオーナーになるとは思ってもいませんでした。ま、ポンド安のおかげなのですが日本の代理店価格は38,850円で通販物でも25,000円程度です。£102+α程度で送料込みというのは痺れます。
今回買った055XPROBは7kgの最大耐荷重ですがトップモデルは055CXPRO3という最大耐荷重8kgで価格78,750円のカーボンモデルです。自重1.65kgですから055XPROBの2.4kgとは目的が違うのでしょう。でも基本構造は同じです。しかも外観は地味でとっぴなところがありません。
Dsc00074
このセンターポールが曲者で動きが上下に限らないのです。90°の角度に切り替えることができるのでマクロ撮影に向いています。
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肩のところのラッチを外すと足が数段階開きますからこんな無意味な芸当もできます。
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ストーンバッグを提げるフックもありよく考えられています。1000mm近い望遠で5分露光などという無謀なチェックも支えきった実績もありますから普通の一眼デジ用には十二分だと思います。気を付ける必要があるのは三脚ネジが3/8インチユニファイネジだということとネジのベースにタップがきってある座はマンフロット専用のパターンだという点です。今回は雲台もマンフロットなので私の場合は問題ありません。

2009年3月 4日 (水)

トカラ皆既日食(の04)

種子島日食ツアーは3月6日に種子屋久ツーリストのHPに詳細が掲示され3月10日に一斉申し込みになります。ホテル・民宿を使う2泊3日ツアーが先行し、4月にはテント利用ツアーが募集になります。ただし、総計3400人募集と意外と少数です。
困ったことに同好会のツアーは1泊2日なので種子屋久ツーリストは「面倒見れない」と突っぱねられています。船、宿、足をセットで販売するので足だけ寄越せといっても駄目らしいです。この辺りがフィックスされないとツアーのガイダンスもできません。小林会長ところのガイダンスは3月14日の予約が始まり、17日には県博の天文談話会のテーマも日食です。

日食ブームはおそらく突然やってきて、そのときにはすでに皆既日食を見る術がないという不満が日本を覆うのではないかと恐れています。
古くから天文が重要な国家事業だったのは有名な事実で万一、日食や月食の予報を外すと国家不安を引き起こす元になりえました。7月22日には日本で皆既日食が起きるのにほとんどの日本人がこれを見ることができないわけで、政府はこの件について「2035年9月2日に能登から茨城にかけて観測しやすい皆既日食が起きるのでこちらをお待ちいただきたい」程度のことしかいえそうもありません。日食で国会が解散することはないでしょうが鹿児島の港でチケットを闇で売買する程度のことは起きそうです。

2009年3月 2日 (月)

Comet Lulin 2009/03/01pm

ルーリン彗星は24日の地球との最接近時には荒天で西日本では観測がほぼありませんでした。
それ以後も荒天続きで柳井地方は28日にも少し晴れたようですが秋吉台で再会したのは3月1日の夜のことです。

スチルではこんな調子です。
Lurin070301pmf
調子キスデジにEF300F4をつけての撮影でトリミングはしていません。
最接近前より尾が立派になったようです。

2009年3月 1日 (日)

コゲラ

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里山で木を軽快に叩くのがコゲラ。
意外に20haもの縄張りが必要らしいです。
かなり細い枝までつついて餌を探します。

高速で頭を動かすので頭部が見えないこともあります。
Kogeraimg_5755

スズメ

ヨーロッパではスズメの激減が2006年ころ伝えられています。
イギリスでは15年で1割にまで減り、フランスは17年で20万羽が消え、は30年で4割に減り、プラハハンブルクでも半減しています。
ヨーロッパのスズメはイエスズメという種で日本のモリスズメ種とは違うそうです。

Suzumeimg_5108
ところが先日の報道で日本のスズメも激減し1990年の2割しか観察されていないそうです。
半世紀前との比較ではわずか1割しか残っていないとの報告です。
困ったことに原因不明で、家の構造が巣を作りにくくなったとか、昆虫が減ったとかいわれています。
スズメの寿命は野生で数年ですから農薬の影響はなさそうです。
むしろ携帯電話の電波の影響といわれると怖いです。

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