トカラ皆既日食(の05)
会長のあの手この手で種子島皆既日食ツアーの骨格が揃いました。JTBが手をこまねいているのを尻目に結構きわどい手でさっさと手配が済んでしまいました。日食まで3ヵ月半ありますがリスク管理とシュミレーションを考えるとあまり余裕はありません。
種子島の募集員数はたいした数じゃないのですが、毎日フェリーが通っているような島ですから早々に上陸して野宿でしのぐ人口がどれだけいるかは不明です。下手をするとこの小さな島で渋滞が起きます。うちのツアーは移動に合法的に「プロ」を雇いましたから最悪の事態は回避できるでしょうか油断大敵です。
油断大敵なのは天気です。NASAの日食サイトには今回の日食地域の気象データが掲示されています。それによると今回の日食は中国から日本にかけて曇る確率が5割を超えているのです。気象庁のデータで日照時間は6時間強しかなく鹿児島本土より1時間も短いです。さらに指摘されているのは島雲と日食雲の存在です。皆既日食の高度が低い場合は強い日射による上昇気流で頭上を覆う島雲は問題が少ないのですが今回は68°もあるので困ります。日食雲は薄い雲ですが夏のたっぷり水蒸気を含んだ空気が気温低下で雲になるわけで気温低下が激しいほど雲も濃くなります。
従って、皆既日食を夏休みの宿題に当て込んだ子供らは第二主題を構える必要もあるのです。夜晴れれば北極星の高度でもいいのですがベタに曇った場合はもっと知恵が必要です。子供らはおそらく突飛な知恵で切り抜けるでしょうけどね。
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