観月の夕べ
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大分県九重町にある涌蓋山(わいたさん)は噴火活動はしていませんが山麓に数多くの温泉を抱えています。
標高が高くなるほど温泉の温度が上がるらしく、岳の湯温泉では源泉温度が98℃にもなっています。
早い話が蒸気ですから屋号が「じょうきげん」なのでしょう。
この地域は何はなくても蒸気なもので、かまどは温泉の蒸気が常識です。
桜尾山荘では様々なせいろ蒸し料理を出しています。
湯屋は巨大な大屋根の木造で脱衣所も木を贅沢に使ってあります。
隣の浴室は換気のため天井を張っておらず巨木の梁組みを見ることができます。
露天はなく湯船ひとつで木枠のコンクリート浴槽で細かな玉砂利を貼ってある湯船です。
泉質はナトリウム-塩化物泉で無味無臭の39℃で大きな湯船に塩ビ管から注がれあふれています。
地域としては500円と高いのですがボディーソープやシャンプーも置いてあります。
2007/09/08入湯
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2007年の盆は新月に恵まれました。
常であればジプシーを始めるのですが、今年は足元に不安がある上に会館の予定が見えていましたからボランティアに専念します。
10日は楽で木星の観望会ですが21時にかけて曇ったので自然に解散です。
私はそれから自主トレに秋吉台に出向きます。
雲がありますがHDDが飛んだ再インストール直後でミラーも洗っているので機材を組んで動作確認を行います。
従来どおりの動きをしますから一安心です。
光軸は自信がないなりに合わせます。
夏なので遅くても若い人が星空見物に来ています。
日頃なら望遠鏡を見せるところですが、今日は早めに切り上げる予定なので今日の天体配置と流星の予報について解説だけして撤収。
明けて11日は昼から町の青年の家で天文教室。
ヘルプだけですが太陽観測は私の望遠鏡ですし、会長が煮詰まらないように解説を追加しないといけません。
太陽黒点蝶型図は蝶の向きを間違え太陽黒点発生周期は年数を覚えていない体たらくです。
流星群は輻射点を見るのが必ずしも正しいわけではないことの解説は小学生には難しすぎ。
夜になると同好会のメンバーがどこからともなく集まり10センチを組み立て、ブルーシートを準備します。
私も超高感度カメラの準備ですが今年はプロジェクターを使いません。
流星を見たことがない子もいますからそちらがメインです。
ノートPCの表示にだんごになる子供を掻き分けながら解説しますが夜半には雲が出てお休みの時間です。
曇ったら素直に寝ます。
子供を寝かしつけて宴会をする場合じゃないのです。
明ければ12日でペルセのピークです。
日が落ちるのを待ってきらら浜の観察公園に向かいます。
天文教室のメーリングリストで連絡が回るので次々に人が集まってきます。
雲はあるものの薄明が終われば街中とは比較にならない星空が広がります。
ぼちぼちと天体紹介を行う間にも流星が飛びます。
散在が多いですがペルセが増え始めた午前1時には曇天のため散会。
ピークを目の前にして散会ですわ、いや困ったな、次行こうかな。
・・・というわけで秋吉台の長者ヶ森に移動します。
予想はしていましたが車がうじゃまかいます。
人ごみを掻き分け(そんなわけないか)指定場所に行くと菊川の面々が観望中です。
飛雲が取れませんから気が乗らず固定カメラとごろ寝観測します。
こちらは人が減ってきたのは4時前のこと。
私も薄明を確認して撤収です。
13日の夕から雲量があったので休みますが、15日には夜半まで星野写真を記録しますがついでに撮ったEOS Kiss DX+200mmF2.8ではトップヘビーでガイドが安定せずに全滅状態。
16日からは残念ながら出勤で、17日の夜は再び長者ヶ森に入ります。
15日の反省で軽い70-300mmF5.6を自由雲台なしで微動雲台に取り付けます。
これでいて座からへび座にかけての夏の散光星雲四点セットを主鏡+F3.3レデューサのTGv-Mと合わせて撮ります。
TGv-Mは更にLRGB分解撮影です。
かなりホットなカメラなので今時期は期待していないのですが秋吉台は明け方には20℃近くまで下がるので無駄にはならないでしょう。
この後、星野を撮ると無駄を覚悟でEOS Kiss DXで網状星雲と北アメリカ星雲を狙い見事に外し、秋の大銀河をNGC253、M31、M33と狙えばM42も上がります。
薄明に追われながらM45を撮って撤収します。
帰宅してデータを触っているとそのうち爆睡して夕方になり、またもやきらら浜の自然観察会に招集がかかります。
召集の事情が新聞に入れた事前原稿に「20cmの望遠鏡を使い」と書いたとかで帳尻を合わせるためだとか。
出る予定にはしていましたが北極星が見えないと設定すら始まらないのです。
今回はプロジェクター出力です。
場所柄、スクリーンはモスラの乱舞になるかと思えば子供たちの影絵で埋まるのでした。
無理に追い払ったりせずにM13を投影すると沈静化します。
M51、M64がギリギリ判別可能、M13,M5,M4は楽勝、M8,M20,M17,M16はセットで紹介、ご婦人向けにM57、M27と解説したところでタイムアップです。
正味1時間で11天体投影ですから効率がいいです。
21:00撤収が中途半端だったので秋吉台に移動しましたが今日は記念写真だけでおしまい。
連夜の観測を行うほどの透明度ではありません。
夏は私の機材ではノイズであまりいい記録にならないのは分かっていますから観望会で無駄なく休みを使い切った気分です。
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黒川温泉と いうと、 もてなしに長けた内湯旅館が多いです。
これらの内湯を温泉手形で3箇所選んで楽しむのが定番ですが黒川温泉にも共同湯があり、そのひとつが黒川温泉発祥の湯といわれる地蔵湯です。
細い道から地蔵湯はすぐ見つけられます。
階段を下っていくと変形回転バー式の入口が見えます。
枠の中に入れる人のみ入場可能ですから超大型の人は苦労して階段を下った挙句に湯屋に入れない目に遭います。
100円を投入するとドアロックが外れますから入場します。
大人はさらに下足入れの上にある料金箱に100円入れますから合計200円となります。
古い形式の湯屋なので脱衣所と浴室は分かれていません。
結構狭いので湯を浴びているすぐ横で着替える雰囲気になります。
湯船は大小二つあり冷水の量で小さい湯船が熱い湯と知ることができ、こちらを「上」としているようです。
では大きな湯船がぬるいかというとそんなわけではなく43℃近いです。
湯は酸性硫黄泉ですが湯の花もないきれいさで硫黄臭も硫黄味も酸味もほんのりとしかありません。
拍子抜けしますが共同湯というのは生活のためにあるので髪も洗えないような強烈な湯では困るのも事実です。
石造りの重厚な湯船とがっしりした木造の湯屋は黒川の歴史を物語るにふさわしい風格です。
43度はちょっと熱いという向きには穴湯を勧めることになりますが、こちらは混浴なのが困ります。
2007/03/18入湯
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