日当山温泉 西郷どん湯
☆☆☆
鹿児島の霧島市に日当山温泉はあります。
霧島市も相当広いですから隼人町といったほうがまだ分かりよいでしょうか。
広義の日当山温泉はいたるところ温泉ばかりの有様で一風呂浴びるつもりでい彷徨った挙句に見つけた共同浴場が西郷どん湯です。
狭義の日当山(ひなたやま)温泉はここ木房温泉と東郷温泉(しゅじゅどん温泉)を指します。
木房温泉の名称はほとんど使われず単に元湯と呼ばれているのはここが日当山温泉の発祥の地だからでしょう。
日当山温泉自体は神代まで遡る由緒ある温泉ですが文献に登場するのは1825年のことです。
西郷隆盛は温泉好きだったらしくあちこちに伝承が残っていますが日当山温泉には十数回訪れているようで、坂本竜馬も西郷を訪ねてきています。
250円ですがほとんどの客は回数券を使う地元の人です。
これは番台が無人なのでとられている処置で必要があれば向かいの宿に頼みに行くことになります。
脱衣所は普通に銭湯のつくりでその向こうにガラス戸を隔てて浴室です。
泉質は49.8℃のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉とあります。
わずかに濁りがあり、鉄渋の析出が見られます。
塩味はあまりしません。
二つの浴槽は奥のほうが希釈で温度を下げられるようになっています。
というか、飛び込みでここの湯を借りると熱くて奥の湯にしか入れません。
地元の人にカラカラと笑われ水を入れてくれました。
温度計で44℃の湯で涼しい顔をしているわけではなく、基本的に長湯をせずに浴槽の縁で掛け湯をしながら世間話をしているようです。
心地よい湯と心地よい人に恵まれた温泉です。
2007/04/28入湯
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