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2007年4月25日 (水)

木部谷温泉 松乃湯

☆☆☆☆
Dsc00421  島根県鹿足郡吉賀町は広島県、山口県の県境に位置した山間の地域です。
 交通の便が悪く岩日線計画放棄の最大の被害者は吉賀町といってもいいでしょう。
 木部谷温泉柿木地区ですが六日市地区にかなり入り込んでいます。
 幹線沿いに看板が出ているので比較的見つけやすいです。
Dsc00375  ここの名物はなんといっても間欠泉です。
 間欠泉は全国に20本程度しかなく、炭酸ガスの間欠泉はさらにここか山形の広河原に限定されます。
70mと日本一の噴出高さだった津和野温泉も炭酸泉でしたが閉鎖され、広河原は冬季閉鎖ですから、通年観察できる炭酸間欠泉としては木部谷が日本唯一となります。
 25分間隔程度で2mほどの噴出なので特別な装備もいりません。
 吹き上げる泉は透明なのに酸化で変色するのがよく分かります。
Dsc00410  この炭酸間欠泉から湯を引いているのが松乃湯です。
 噴出後の湯を引きますから透明度ゼロ(正確には3cmほど)の湯質にまず驚きます。
 湯とはいえぬるいので源泉を湯船で直接蒸気加温します。
 このため炭酸気泡は抜けきってちょっと塩っぽい味です。
 溶存物質は温泉法の6倍以上、美肌成分のメタケイ酸・メタホウ酸も4倍以上あります。
 うかつにタオルを湯に浸けると茶色に染まるのでタオルは借りることができます。
Dsc00415  この湯では循環してボイラー加熱はボイラーを壊すので無理です。
 員数が入ると湯が減りますから新湯はこれまたバルブを開いてドッと入れます。
 掛け流しというよりは溜め湯というべきで、いい湯に入りたければ源泉バルブと蒸気バルブを自分でコントロールする必要があります。
 湯船が少々小さいのが難ですが通常はぬる湯ではないので回転は結構良いです。
Dsc00409  この水には特異なコケが付くので床はいくら掃除しても緑色になるということです。

湯上り後もポカポカと温かさが続くのもいいです。
 近くのはとの湯と基本的な泉質に違いはなさそうで析出も派手ですが松乃湯は熱めです。
 料金は350円ですからお好み次第でしょう。

2005/11/20入湯

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コメント

この近所の温泉(おもにはとの湯)、釣りの帰りに何度か入っていたのですが間欠泉があるとは気がついませんでした。今日は小雨の中、10分ぐらい待って見学しました。津和野の間欠泉のときは感動物でした。閉鎖が残念でした。、近くにまだ間欠泉があるとは・・・

あの間欠泉が丸ごとラムネ状態なのですから「湯の使い方は間違っていないか?」と詰問したくなります。
はとの湯の奥の源泉も湯をジャバジャバ捨ててるのが凄いです。

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