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2007年2月

2007年2月26日 (月)

宇部市天文同好会3月予定

宇部市勤労青少年会館2007年3月の予定表です。
2月分はドタバタで抜かしました。

 04日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 11日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 18日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 25日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 26日(月) 14:00- プラネタリウム投影
 27日(火) 14:00- プラネタリウム投影
 29日(木) 14:00- プラネタリウム投影
 30日(金) 14:00- プラネタリウム投影
 31日(土) 18:00- 土星観望会

31日の観望会は携帯電話での土星撮影が大流行の予感です。

2007年2月24日 (土)

星空の記憶

 2月23日は晴れを期待させる金曜日でした。
 予報では柳井は確実、秋吉も良好、久住はぼちぼちだったのですが、山口県は強風だったのであえて久住に向かいます。
 月が沈むまでの時間稼ぎというのが正味で、滑っても温泉でくつろいで帰れば坊主は避けられる算段です。
 最初滑空場の方に行くと見事に曇りです。
 ただ、レーザー撃ったら届きそうな高度です。
 この状態は身に覚えがありますからヒゴタイ公園に移ると一応晴れています。
 低いところに雲が張り付いたように動きませんから山の雲の特徴が出ています。
 望遠鏡を設置しましたが風が気になりますから400Dで星野を撮る地味な作業にします。
Polar070224am  本来はこの作業は雲があるときにする作業ではありません。
 雲があまり動かないのだから写真レンズで春の系外銀河を狙うべきですが系外銀河の撮影には風が天敵です。
 正解は星雲や星団クラスの大き目のものかもしれません。
 さて、今回の星野写真は多少毛色が変わっていまして、赤経を30度毎、4赤緯を45度ごとに割ったマトリックスでの試写です。
 昔、誠文堂新光社から35mmカメラによる写真星図というのが出ており、これをまねてみようとした次第です。
 残念ながら腕と機材の差が歴然なのですがあくまで記録用途です。
 現在は試写中ですから雲が噛んでも大して痛くありません。
 そのため現在は半ピッチずらして撮影中です。
 ネットにも置こうとしていますがいつになるやら誰かの役に立つやら不明ですな。
 そもそも条件設定が難しいです。
 EOS400Dに標準のEF-S18-55mm F3.5-5.6 USMを開放、広角端で使うのですが、本来ならもっと明るい短焦点レンズを絞って使いたいものです。
 せめてEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMでもあれば低歪で撮れそうなものです。
 露出時間とISO感度も悩みどころで、露光をかけると低空が露出オーバーのぶっ飛びになります。
 低空で調整すると天頂が物足りなくなります。
 比較的どちらでも踏ん張れるRAW記録することにし、最高ISOを嫌いISO800で180secとしています。
Kuju070224ama ま、自己満足の世界ですから楽にいきましょう。
 楽に撮っていたらさそり座の新星も写っていました。

 もし、先の35mmカメラによる写真星図が古本市場に出たら4600円はするそうです。
 うちにも一冊あったような・・・。

2007年2月21日 (水)

秋吉台乱れ撮り

 建国記念の日が絡んだ3連休は皆様いかがお過ごしだったでしょう?
 私は土曜日の夜に仕事が入り、時々空模様を気にしていましたが予報に反しろくでもない天気だったのでホッといたしました。
 体調を整えて日曜日の夜は秋吉台の長者ヶ森に出向きます。
 やあ、日頃の行いですなぁ、バッチリ晴れています。
Guidedir070212am  本日もEOS400Dの試写ですが主鏡メインでいってみます。
 時期的にベタなM42はこうなりました。
 あー、つまりですね、たった3分の露出なのに流れているのです。
 ×0.33レデューサが使えればいいのですがEOSのフランジバックが深すぎてイメージサークルが小さくなることが明らかになっています。
M42070211pm したがって、主鏡では×0.63レデューサが精一杯の短焦点になります。
 EOSのフランジバックは44.0mmでこのスペースにミラーが納まっています。
 これが短いほどレンズの設計に自由度が出るのでできればCCDスルーを実現して本物のデジカメになって欲しいものです。
 愚痴ってもガイドの流れが止まるわけではないですから高緯度天体も撮っておきます。
M82070211pmM81070211pmM51070211pmNgc4236070211pm    M82,M81,M51になぜかNGC4236です。

 その間にCASIOのQV-3500EXで星景写真を撮り、その撮影風景もSONYのDSC-T50で撮ります。
Choja070211pmEos400d070211pm2Guide070212am    ここまで馬鹿をすると結構忙しいですが何とかなるのはCanonのタイマーリモートコントローラーTC-80N3をφ2.5mmのミニミニプラグに変換してEOS kiss デジタル Xに繋いでいるからです。
 先日の東京遠征で千石電商に寄ってφ2.5mmステレオミニミニプラグケーブル(L型 片端) 1.5mを200円ほどで買ってオリジナルのコネクタと付け替えます。
 GRDはそのまま繋ぎますが赤線と白線はクロスして繋ぎます。
 これだけで「3分バルブで撮って30秒休む撮影を4枚」という面倒なことはリモコンが勝手に制御してくれます。
Ngc2237070211pm  もうひとつの問題はピントです。
 最初は途方にくれたのですが妙案が出るまでさしあたり4倍マグニファイアでピントを追込むことにしています。
 ただし、kiss用のマグニファイヤなんてないですからビクセンのマルチモノキュラー4×12でファインダーを覗き込みます。
 結果ピシャッと・・・ピント合わせは奥が深いです。
 楽をしようと思うとあまり望遠に振らずにおいたほうがよいでしょう。
Alcyone070211pm  すると面白味を出すにはIRフィルターの変更ですな。
 これやると、超音波のクリーニングが利かなくなるそうですからちょっと残念です。

 暖冬とはいえ望遠鏡やレンズが霜で真っ白になる天気だったのに星を見に幾組みもこの長者ヶ森の駐車場を訪ねてきます。
 例によってタイミングがよければ男女混成以外のグループには声をかけて土星あたりを見てもらいます。
Ic434070211pm  よく晴れているのに他に誰もいないので遠慮なくレーザーを振り回して星座配置、天の川、北極星のワンパターン解説をします。
 今晩の珍客は珍走な方々で・・・双方が無視状態なのが面白いです。
 誰もいなくなる頃には月が出てきて私も退散しましたが、EOS400Dであれば月があるなりに遊べる予定です。

 これらの写真をPPTにまとめて金曜日に宇部の天文教室でデジカメ天体写真の講師です。
Ngc2237070211pm300  デジカメ天体写真のノウハウなんかを話しても仕方ないので手軽で面白い星景写真に軸をおきます。
 高感度デジカメがあると誰でも撮れるゲージツなんて素敵じゃないですか。
 もっとも、星がある風景は光害に浸食されたら撮れなくなりますから結構はかないです。

持世寺温泉 杉野湯

☆☆☆
 市民でも「昔の持世寺は上の湯以外にも何軒か湯屋があった」という人がいます。
 すみませんが「あった」じゃなくてあるのです。
 杉野さんちの源泉である杉野湯がそれです。
Dsc01420  入口に看板の類が全くないので誤解が生じるのは無理もないのです。
 植え込みから入ると駐車場で、その奥に民家のような建物があります。
 右が受付で奥が湯屋の入口という変則的な構成です。
 料金も1時間460円と変則的です。
 湯屋の入口というより玄関といった方がいい戸を引くと本当に昔ながらの玄関のつくりになっています。
 靴を脱ぐと廊下をたどって脱衣所に入ります。
 これまた脱衣かごが棚に並ぶクラッシックなつくりで、浴室は透明ガラス引き戸の向こう側です。
 浴室に入ると温泉を高らかに謳うように硫黄の香りが出迎えてくれます。
 ですが、浴槽の配置に戸惑いここの作法が分からないためあまり喜んでもいられません。
Dsc01403Dsc01408   タイル床を挟んで左右に湯船があるのですが左は青っぽいタイルで右はやや大きく赤っぽいタイルです。
 先に入った人が右に行ったので引きづられて右の湯を掛け湯すると「あぢぢっ」とうめくほど熱いです。
 おそらく温度は44℃ほどでしょうから東京の銭湯並で、この界隈では高温で知られる湯田よりも強烈です。
 無理して平気な顔をして湯に入るとつま先からジンジンと痺れてきます。
 熱い湯の中で「このスタイルはもう片方が冷泉である」と推理して3分で湯船を変わります。
 案の定左の湯船は非加熱源泉掛け流しです。
 すると26℃ほどのはずですが控えめに見ても30℃は超えています。
 これを交互に繰り返すのが杉野湯の流儀ですから源泉風呂の温度が自然と上がるわけです。
 この源泉風呂はあまり頻繁に掃除しないと見えてよく見ると藻が付いています。
 よく言えば野趣溢れるといったところでしょうが・・・。
Dsc01405  源泉は硫黄の香りが心地よくくつろげます。
 浴槽の床を見ると湯が青いほどに透明なのがよく分かります。
 3セットほど高温/低温の湯浴みをして30分ほどで満足して上がりました。
 サウナ効果はバッチリあると思います。
 タオル石鹸休憩室なしで460円というのをどう判断するかですね。
 ちなみに泉質は硫黄の香りとは無関係に26.4℃自噴の単純弱放射能温泉だそうです。

2007/02/18入湯

2007年2月 5日 (月)

EOS 400D試写

 1月に慌しいながら試写をしています。
Dom070109pm 軽く合成物も面白いです。Orion070109pma 
 これまで8.5秒とか1分なんて高速撮影(?)ばかりでしたから流して撮るのも久方で新鮮に感じます。
 もちろんISO1600で30秒露出なら単純な星野写真もお手の物です。Orion070109pmb
 極近くは同じ流すにしても趣きがまた違います。Polar070111pmb
 これもまた30秒露出だと全く違う写真になります。
Polar070111pma 14日には皇座山で調整です。
Canopus070113pm カノープスは苦もなく撮れます。
Ngc2237070113pm 反面、苦しいのは星雲などです。
 バラ星雲もすっきりしません。
Ngc2237070113pma これをすっきりさせるにはコンポジットの枚数で稼ぎます。
 それでも鮮明に出ないのはレンズの限界?

Ic434070114am アルニタク周辺を200mmで写すとこうなります。
 もう少し赤外に寄って欲しいですね。
M42070114am 同じ感想はM42でもいえます。
 構図はトリミングすればよさそうなものですが、そこまで追尾がうまくいっていないのも事実です。
M81070114am 写真レンズだと直焦点のように架台干渉を考えなくていいのでM81、82も気軽に撮れます・・・小さいですが。
Ngc2264070114am クリスマス星団ですが星雲が写りません。
 やはり難物です。
Ic2177070114ama シーガル星雲です。
 心霊写真並みに淡く写りますが、従来もこのレベルです。
Ngc2174070114ama モンキーフェイス星雲からくらげ星雲にかけてです。
 泣けるほどの小ささです。

Ouzasan070114ama 親亀小亀ではこんな感じでの撮影になります。
 背景は西の空です。

Ouzasan070114amb  これが北西の空ともなるとこのお笑いです。
 パーフェクトな観測地はもはやドライブで行く範囲にはないです。         

2007年2月 1日 (木)

マックノート彗星

C2006p1070114pm  「マックノート彗星」と一言でいっても今のところ31個あります。
 Robert McNaught氏はオーストラリアの天文台に勤めているので非常に有利だとはいえすばらしい業績です。
 C/2006 P1はその中でも近日点距離が小さいもので観測史上2番目に明るい彗星にまで成長しました。
 左の写真は14日の夕方にコンパクトデジカメで撮ったものです。
 残念なことにその全容は南半球でないと観察できません。

 ところがこの彗星の巨大さはそんな常識では収まらなかったのです。
 19日には北半球のいくつもの地域から彗星のダストテイルが観察されました。
 20日は夕方の天気予報は晴れです。
 こりゃ行かにゃいけません。
 南西の空に期待ができる柳井方面はちょうど周南天文同好会の例会です。
 麓で「あの雲が通過すればOK!」と、当たりをつけて山頂まで上ったのに・・・。
 何で曇るかなぁ。
 まっ、天気予報ではどんどん良くなる予定だったので・・・。
 よしもとさんが衛星写真を確認したらどっぷりです。
 已む無く(?)宴会モードに突入し、情報交換します。
 通例ですと、誰かが酔い潰れると晴れるのですが、今回の曇天はびくともしませんでした。
 雨天決行どころか曇天でもお手上げになる天体観望はこのファジーさを受け入れないと神経が持ちません。
 結局、朝まで爆睡して温泉に浸かって帰ったのでした。

UFOCapture等利用者会議

Dsc00945  この会議は毎度ながら無茶苦茶面白いです。
 昨年に引き続き今年も上田さんが1月27日にセットしてくださいました。
 今回の目玉はUFOAnalyzer V2です。
 UFOCaptureだけでは単なる画像の記録ですが、UFOAnalyzerは流星を数値データにする魔法の道具です。
 この最新版はインターレースを解除し流星の移動データを倍密度にしたり、星図とのマッチングを自動にしたり、光度データを自動マッチングしたり、地図表示も取り込み大変な労作です。
 今回、メンバーで集めたデータを公開資料にすることが決まりました。
 これ、凄いことです。
 なんと、流星数10万個、同時流星1万個の数値データが公開されるのです。
 ネタに詰まった学生が泣いて喜ぶ大盤振る舞いです。
 ・・・ただし、日本のデータだけなのですけどね。

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