« 小屋原温泉 熊谷旅館 | トップページ | 2006年11月度流星統計 »

2006年12月 2日 (土)

千原温泉 千原湯谷湯治場

☆☆☆☆☆
Dsc09514 千原湯谷は「ちはらゆんだに」と読むのだそうです。
 三瓶からは南方向にある温泉で伝説的な薬効がささやかれる明治以来の湯治の湯です。
 地図によってはこの温泉から奥には道がないことになっているものもあり、カーナビにも表示は期待できません。
 事前にリサーチすると志学から農免道路で効率よくアプローチできることが分かったのですが紅葉のシーズンは対向車が来るたびに冷や汗を流す羽目になりそうな細い道が最後に待っていました。
 とんでもない田舎に旅館風の二階家が建っているので間違えて一般民家の戸をたたくことはなさそうです。
Dsc09483  500円払って玄関から左に渡っていくと脱衣所に至ります。
 戸を開けると下り階段でかなり深く、おそらく横を走る川面に近いほど下ります。
 引き湯ではなく湯が涌く場所に湯船を据えた古きよき湯治場スタイルです。
 階段の途中に男女兼用のうわさの五右衛門風呂がありますが夏場はお休みです。
 上がり湯がこの窮屈さですから洗い場もないに等しく洗髪ももってのほかです。
 私は先に三瓶志学温泉に寄って来ましたのでかかり湯だけして湯船に入ります。
Dsc09485  運良く一番風呂でこのコマだけは撮れましたが間もなく幾人も来られました。
 この湯を頼ってこられる人は多く、温泉通も少なくないです。
 それだけこの湯が特異なのです。
 湯船の底は木の床が張ってありますが透明度がほとんどないのでどういう仕組みなのか見当もつきません。
Dsc09489  普通の炭酸泉と異なり微細気泡が付くわけではなく大きめの泡が底からフワフワと上がってきます。
 含二酸化炭素・ナトリウム・塩化物-炭酸水素塩泉とにぎやかな泉質も道理で西日本では湧出箇所が限られる高張泉です。
 普通の高張泉は食塩泉が多く相性が悪いのですが千原はそんなに塩辛くなく、湯船の縁の成分が固着したコーティングも滑らかなものです。
 ぬる湯なので30~50分はじっくり入ることになります。
 この成分は主に外傷に効果があるといわれていますが、困ったときの薬湯として頼られているようです。
 この湯だけではなく水も風も緑も人を癒すものだとして頑なな湯治場を広く一般に開放してくれた女将に感謝したいです。

Dsc09484  おまけの五右衛門風呂です。
 秋から春まで使われますが一つしかないので男女でカーテンを引きなおすことになります。
 ここを最高評価にしたのはほかに代わる湯がないという意味です。
 床湧き出しでこの特殊な泉質はほかに知りません。

2006/08/12入湯

« 小屋原温泉 熊谷旅館 | トップページ | 2006年11月度流星統計 »

「温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/18573/6738001

この記事へのトラックバック一覧です: 千原温泉 千原湯谷湯治場:

« 小屋原温泉 熊谷旅館 | トップページ | 2006年11月度流星統計 »

最近のトラックバック

2016年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ