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2006年12月

2006年12月25日 (月)

湯の口温泉 湯遊の郷 天宿

☆☆☆
Dsc00174_1  地名の字は湯ノ口なのですが、温泉としては湯の口と記載されることが多いようです。
 今の温泉は1974年に掘り当てたものですがそれ以前から湯ノ口の地名はありました。
 琳聖太子が温泉に吉祥天女の神像を祭ったという伝説がある湯なのですが、この琳聖太子自体が伝説ですから雲を掴むように話です。
 推古天皇十九年(611)に山口に来た百済国聖明王(武王=余璋とも)第三子で大内氏の出所由来として県内あちこちに伝承が残りますが史実ではないというのが通説だからです。
Dsc00206  湯田の西の雅 常盤グループの旅館が本業ですがお湯を借りることはできます。
 旅館の付属施設ですから一般開放は11:30頃からで料金は800円と県内では大関クラスです。
 実のところ日帰り温泉にも力を入れており、発券機も置いてあり昼食バイキングとのセットなどもあります。
 フロントから階段を下りると湯屋ですがこの辺りの作りはさすがに旅館です。
 脱衣所も洗面台もたっぷりありロッカーも10円ロッカーで安心です。
Dsc00178  内湯は石張りの立派なものです。洗い場もたっぷりありシャンプー等も備え付けてあります。
 泡風呂ですから塩素が入っているかもしれませんが気になるレベルではありません。

 ここを訪ねるのが後回しになっていたのには800円という値段のほかにも単純弱放射能泉18.8℃という見掛け井戸水と大差なさそうな泉質にも理由があります。
 しかし、ここの本領は露天風呂にあるといっても過言ではありません。
Dsc00187  湯船は3つありますが、そのひとつは源泉ですから痺れるほど冷たいです。
 その向こうにはサウナがありますから使い方は明らかです。
 一段高いところに大きな木桶の湯船があり、オーバーフローが岩風呂に流れ落ちる仕掛けです。
 結構な量を掛け流しますから気分がいいですし、露天風呂からの眺めも山ですから素晴らしいです。
 こうなると源泉にも入っておきたいですがサウナは性に合わないので湯口である木桶でじっくり温まり勢いで源泉に入ります。
Dsc00191  すると驚いたことに硫黄臭がするのです。
 これはもう、めっけもんです。
 昼食バイキングと引っ掛けて来ればコストインパクトもさほど感じませんから試す価値はありそうです。

2006/12/23入湯

2006年12月22日 (金)

国立山口徳地青少年自然の家

Dsc03368 12月16日は菊川町星を観る会の忘年会ですが今回は屋根付です。
 ただし、会長の絡みの団体を掻き集めて研修会状態です。
 会場がこれまた国立山口徳地青少年自然の家です。
 実はここに山口県最大の510mm光学天体望遠鏡があるのです。
 「山口県最大の天体望遠鏡」となると事情が少々異なり、山口大学理学部が研究しているKDDIの32m電波望遠鏡になります。
 32m電波望遠鏡を使っているのは実質的に一人ですが、51cm光学天体望遠鏡は資格を登録すれば誰でもボランティアに参加することができます。
Dsc03348 そこで「菊川町星を観る会が徳地で星を観るときにはこいつを自由に使えるのではないか?」という目論見で資格講習に送り込まれた次第です。
 雨模様なので他の参加者の天体観測会は開けなかったのですが雨でも講習会は開けますのでがっちり受講してきました。
 がっちり受講したので受講中の写真はなしです。
 さて、ここには510mmのほかにPENTAX125mmが2本と150mmフジノンがあります。
 510mm望遠鏡は山口県内の永田光機製です。
 この永田光機がまた謎が多い企業でタウンページにすら乗っていません。
Dsc03351 それぞれスライディングキャビンの一戸建てに入っておられます。
 この形式は山口県天文協会の小林会長が国と喧嘩しながら完成させたものです。
 そりゃま、前例がないので設計積算ができないといわれて当たり前です。
 でも、研究目的ではないのでこの形式の方が正解で、何しろ安いのです。
 何でスライディングキャビン(ルーフではなく、小屋自体動く)かというと、ここの観望会は100人くらいを相手にすることもあるからです。
 ドームでは頑張って収容しても20人ほどですからドームから溢れた人には別プログラムを用意しなければなりません。
 最小限の人員で運営する場合はこれは相当辛いです。
 フルフラットで観望する場合は4つの施設で空いている望遠鏡がすぐ分かりますから員数分散も楽ですし、流星観測しながら観望順番待ちをしていてもいいのです。
 ここの機材が意外なほど稼動している理由は他にもあります。
 空の暗さも自慢できるものですし、夜間の研修スケジュールに組み込みやすいということもあります。
Dsc03362 講習後は他のメンバーと夕食に参加。
 ビオトープの話やアメーバの話を聞いたりしていたのですが、晴れなかったこともあって流星ビデオと惑星ビデオを披露しておきました。
 飲み続け、話し続けて外に出ると・・・晴れているじゃありませんか。
 生き残っているメンバーに晴天を告げて見上げると門灯があるのにずいぶん星が見えています。
 ちょっとガスってはいますが今日は道具がないのでかまいません。
Dsc03356 星の配置はカペラが西に低くスピカも見えています。
 いやな予感がして時計を見ると・・・4時半ですな。
 4時間後には朝食で、その後は研修です。
 なかなか面白い忘年会となりました。

    

2006年12月20日 (水)

杖立温泉 吉祥の湯

☆☆☆☆
Dsc01940  杖立温泉の顔といえばひぜんやでしょうが、ひぜんやは宿屋の棟からかなり離れた場所に吉祥の湯という入浴施設を構えています。
 あまりに離れているのでシャトルバスを通したほどですが、ありがたいことにこの温泉は気軽に日帰り入浴できます。
 料金は気軽ではなく800円とホテルの施設として相応のものになっています。
Dsc01944  日帰り入浴施設としては異例の23時までの営業です。
 入口は古い木造停車場を想像させます。
 実際ここからの旅が長く、スリッパに履き替えて崖上から川面近くまで木造建屋の階段を下りていくことになります。
Dsc01949  長い階段の末にたどり着くロビーも木の内装で統一してあります。
 脱衣所も立派で100人の大人数に対応できるものですがなぜか壁がコンパネです。
 扉から外に出るとそのまま庭です。
 レイアウトに違和感があるのは内湯が全くないからです。
Dsc01952  そのため洗い場が屋根付き施設で立派に作ってあります。
 当然、すべて露天風呂となるのですが、風呂は5種7つあります。
Dsc01959  大概このパターンは桶の材質を変えるだけの芸のなさに呆れるのですが庭園の中で樹木を使い各々を隠しながら傾斜地に配置してあり、同時に湯の温度と機能を変えることで変化をつけています。
 湯の見せ方も上手く、また、他にほとんど例がないことですが給湯だけでなく排湯の音の聞かせ方が上手いです。
Dsc01966  離れて杖立川のせせらぎの音、近くに湯船から溢れた湯が奏でる音、風があれば豊かな木々を渡る風の音まで楽しめます。
 お湯は杖立温泉ですので67℃で無色の弱アルカリ単純泉ですが意外と硫黄のよい香りが残ります。
Dsc01969  アプローチが階段といういきなりバリアフルな施設ですがすばらしい温泉といえます。
 脱衣所からいきなり露天風呂ではないので厳冬期は寒くて
 値段が値段なのでリピートするかと聞かれると接待用としかいえません。

2006/10/20入湯

2006年12月14日 (木)

石船温泉 憩の家

☆☆☆
Dsc03728  鹿野が周南市といわれても釈然としませんし長野山もそうだと言われるとなおさらです。
 石船温泉は鹿野の街中から長野山に向かう途中にあります。
 山口県内にはこの手の憩の家がいくつかあり、ここは周南市の施設です。
 建屋を奥に渡って右手が湯屋になります。
 湯はラドンをちょっと含む弱アルカリ性冷鉱泉加熱掛け流しの素直なものですが実は療養泉の基準を満たしていませんから正式には上の泉質名は表示できません。
 大きな施設ではありませんが清潔で設備は一応整っています。
Dsc03732  入浴料金が600円に値上がりした原因はサウナなのですが私はサウナを使わないのです。
 サウナを使わないからどうでもよいのですがサウナ用の水風呂がありません。
 そのためサウナを使う酷い客の後だと浴槽の湯が 水風呂だったりします。
 設定湯温は42℃と掲示してありますからちょっとした衝撃です。
 また、ここには露天があるのですがひとつしかなく、男性は偶数日に割り当てられます。
Dsc03734  従って、間が悪いときにリサーチすると酷評することになります。
 面白いことに近くに湯野温泉がある周南市街の人もここを訪れるのです。
 食事や宿泊もできる施設ですから街の喧騒を離れ、癒しを求めるのならここはふさわしい施設です。

2005/11/12入湯

三朝温泉 河原露天風呂

☆☆☆☆
Dsc02845  鳥取砂丘にまで足を伸ばして遊ぶときには砂丘で夜明けを迎えるように時間調整しています。
 夜明けの幻想的な風景や風紋(漣痕)を楽しむためには他の時間帯ではいけません。
 砂丘で遊んだ痕でも夏場は6時にもなっていませんから一般の浴場が開くまでは夜明かしの汗と脂と砂丘の砂であまり心地がよくありません。
 鳥取県の温泉施設は一般に朝が遅いのですが三朝温泉の 河原露天風呂は例外です。
 何しろここは湯屋番がないので24時間好きな時間に入れます。
 河原に湯船を用意し簡素な衝立を用意しただけですから国道から丸見えです。
 従って女性は衝立の表の足湯にまでしか寄り付きません。
 朝早ければ人通りも少ないですからうってつけです。
Dsc02843 いわば三朝温泉の観光施設なのですが1164年開湯の日本屈指のラジウム温泉を、時間を気にせずタダで楽しめるのがありがたいです。
 便利な湯なのでクチコミで訪れる人がいれば三朝温泉までの道順を憶えてもらえ、今度は宿泊での来訪を期待できる面白い仕掛けです。
 湯は露天でも適温にまで上がっていますから真冬でない限りは使えそうです。
 きれいな湯なので石鹸とシャンプーを存分に使いたいところですが排水設備がありませんから遠慮すべきでしょう。
 もっと遠慮しなければならないのは湯上りに縁の石に腰掛け気持ちがよい川風に○○をブラブラさせる行為で・・・。(おっさん!写真が使えんやんか!)

2005/09/18入湯

2006年12月10日 (日)

湯谷温泉 グランドホテル ニュー湯谷

☆☆☆
Dsc03227 昔は山口県下関市の湯谷温泉にも公衆浴場がありました。
 今は宿などの付属施設ばかりになったので少々敷居が高くなっていますが、駐車されている車は日中でも多いので人気がありそうです。
 ラドン泉と聞いていたので期待していなかったのですが以前から気になっている看板の内容を確認するつもりで出かけました。
Dsc03226 この看板ですが、550円です?650円です?
 先に正解を書きますと、飛び込みで入って650円ですがこのときサービス権がもらえるのでリピートすると550円なのです。
 さて、ニュー湯谷の外観を見るだけで風呂好きが期待してしまうのはホテルの右上です。
 「この空中通路の先に独立した湯屋があるに違いない」という点です。
 案の定最上階から渡っていくことになります。
Dsc03182 脱衣所は大きなものではないですがドライヤなどは揃っていますしコインロッカーも置いてあります。
 浴室も脱衣所なりの大きさですが大き目の内湯、源泉浴、露天、飲用と個人的には惚れ惚れするセレクトです。
 ラドンだから無色透明なのですが「!」なことに湯の花が咲き誇っているのに仰天。
 詳しくはないのですがメタケイ酸かメタホウ酸だと思われる湯面に埃のように現れるタイプです。
 こいつは侮れませんから仔細に観察すると湯を棄てる量から考えるとバブルはかけているものの実質的に掛け流しです。
Dsc03204 そのためか塩素の臭いは全くしません。
 湯船から溢れる湯の処理も見事で洗い場の床を洗い流しています。
 源泉風呂は飲用泉がそのまま溜まるように作られていますが、源泉温度が22.5℃なのでかなり痺れます。
 源泉を生かすには内湯の温度を0.5℃でも上げるべきでしょうが、サウナがないので利用率は低そうです。
 内湯に満足して露天風呂ですが・・・床がセメントですし、どこかが割れたのか湯面が昔より5cm程度下がっています。
Dsc03175 小さな露天ですのでおまけ程度に考えた方がよさそうで、見える景色も空ばかりです。(じゃないと世間から丸見え?)
 予想を裏切るよい湯を裏付ける事実としてこの湯の豊かさが挙げられます。
 確かに温度は低いのですが有り余っているためトイレの水まで温泉水なのだそうです。
 山口県では珍しい家族湯(2100円)も完備しています。

2006/12/10入湯

2009/08/27のグランドホテル閉館をもって湯谷温泉は全滅となりました。

大河内温泉 いのゆ

☆☆☆
Dsc03130  大河内は田舎です。
 その中で一際しゃれた建物がこの「いのゆ」です。
 単にしゃれているだけでなくプロデュースした人の筋の通し方がうかがえます。
 たとえば、源泉温度が34℃に満たないので加熱の必要がありますがその熱源を一部とはいえ太陽光に求めたり、薪ストーブを導入したりしています。
 木をふんだんに使い採光が良い高い天井を持った建物はお客を気持ちよく迎えてくれます。
Dsc03154  レジで500円払うと脱衣所に向かいます。
 大き目の木のロッカーは鍵付きで安心です。
 泉質は無色透明のアルカリ性単純温泉だそうですが近くはラドン泉なので不思議なものです。
Dsc03144  一見するとセンター系温泉で、石鹸・シャンプーは置いてありますが露天風呂はありません。
 レイアウト上でも無理がありそうですが湯量も源泉風呂を除き循環ですから余裕がなさそうです。
 ただし、塩素臭はしていないので妙なケチり方はしていませんしメタケイ酸と思われる湯の花も見えます。
 浴室は下回りが石貼り構造が木で壁が漆喰調でかなり好みです。
 湯温はやや温めでツルヌル感が結構あります。
Dsc03143  源泉風呂と交互に入るのが流儀のようです。

 食事処や別料金ながら休憩所もありますからその気になれば長くくつろげる施設です。

2006/12/10入湯

2006年12月 7日 (木)

産山温泉 花の温泉館

☆☆☆☆
Dsc01929  久住で天体観測をやるヒゴタイ公園から下ったところにある温泉です。
 食事もできますからウォーミングアップに使います。
 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)で42.9℃ですが湯はそんなに多くないらしくあまり鮮度は感じません。
 緑がかかった茶色の濁り湯になっており成分が固着しています。
Dsc01927   温室をベースにしたつくりになっており、かなり強引に露天風呂の通路が用意してあります。
Dsc01925 不安を感じた人は無理せずに遠回りしてください。
 残念ながら露天風呂は循環らしく塩素臭がしていました。
 ここの湯はかなり温まりますからかなり汗をかきます。
 地元でも人気の温泉なので人が絶えることがありません。
 休憩室はかなり広く畳なので仮眠もできそうです。
 少し走ると長湯温泉も同系列の湯なので立場は微妙ですがくつろいで使うのなら400円は高くはないです。
 レストランで温泉とのセットメニューをたのむ方法もあります。

2005/04/16入湯

杖立温泉 観音岩温泉

☆☆☆
Dsc01942  杖立温泉を走ると温泉街の橋の外れ側に目だっている長屋が観音岩温泉です。
 50℃の弱アルカリ性単純温泉ですからこのあたりによくある湯なのですが、24時間開いている家族風呂です。
 個人的には家族風呂である必要は全くないのですが、それでは24時間営業が難しそうです。
Dsc01935  週末の貸し切り時間は50分に短縮してあるのは大繁盛しているためです。
 1000円から2000円で趣向を凝らした風呂を楽しむことができます。
Dsc01939  風呂にはいってくつろぐのですからどうでもいいですが、座敷部分は小さいのでくつろぐのには向いていません。
Dsc01932  深夜であれば杖立温泉元湯という方法もあるのですが、適温が期待できないのと夜が明けると世間から丸見えなので観音岩の方が無難です。

2005/04/17入湯
 

2006年12月 6日 (水)

西ノ市温泉 蛍の湯

☆☆☆
Dsc02482  道の駅 蛍街道西ノ市は下関の西市にあります。
 ですが西の市ではないようです。
 国道491に面しており日中はたくさんの車が止まっています。
 その全員が入るわけではないでしょうが蛍の湯は混んでいるのが普通です。
 650円は山口県の日帰り温泉としては平均よりやや高い方でホテルや旅館の付属温泉並みの料金です。
 ちなみに一般の銭湯が360円程度ですから毎日通ったら大変です。
Dsc02480  泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉でいかにもツルツルしそうな字面ですが本当にツルヌルします。
 道の駅の温泉となめていると本格的な湯に驚くことになります。
 冷鉱泉ですからお約束の加熱循環で気泡も入れていますから何のためらいも無く塩素殺菌です。
 露天も完備されていますがレイアウトを間違えたらしく素直に手近なところから入ると一番深いところに飛び込むことになります。
 塩素が苦手な私はもっぱら露天でくつろぐことになりますが人が多い露天はちょっと辛いですね。
 施設自体は梁を高く構え天然素材を活かしたりっぱなものです。
 ちょっとした遠出のついでに汗を流すのに好適ですが、温泉が目的であればこの辺りには強敵が揃っています。
 塩素注入が苦手な人は近ければ日野温泉、ちょっと離れれば俵山もあります。
 アクセス・設備のよさと混雑を天秤にかけて悩ましい温泉です。

2005/07/30入湯

長穂温泉 国民宿舎長穂荘

廃止
Dsc01526  含放射能-ナトリウム-炭酸水素塩泉(含重曹放射能泉)だったらしいのですがもはやどこにも情報がありません。
 現在丸ごと周南市の長穂支所になっており、見た目に展望風呂の外観が分かります。
 残念ながら温泉までは引き継いでいません。
 また、以前は川の中に残った配管が残り臭いが分かったそうですが現在はそれも改修されたようです。
Dsc01523  施設内部や閉鎖時期などの情報が全く無い謎の温泉です。

2006/10/07確認

鹿野温泉 グリーンハイツ鹿野

休業中
Dsc01518  15.0℃の炭酸水素塩冷鉱泉で循環はかけているもののツルヌル系の温泉だったようです。
 県立障害者更正センターとしての役目を終えたとして利用計画がある周南市に譲渡されましたが今後のスケジュールは不明です。
 廃墟リストに入る前に再開いただきたいものです。
 国道からの見通しが悪い場所に建っていたのが災いしていたかもしれませんが、泉質は地域的には珍しいツルヌル系ですからもったいないです。

2006/10/07確認

2006年12月 4日 (月)

湯田温泉 湯別当 野原

☆☆☆☆
Dsc02886  湯田温泉で湯を探すと泉名に「ミックス」というのがしばしば出てきます。
 温泉組合で複数の井戸からの取水をまとめて分配していることを意味しています。
 ではその源泉がどこにあるのかというとその場所はほとんど知られていません。
 湯田温泉の歴史は室町時代に始まり、湯別当はその源泉の管理人を意味していました。
 大内氏も毛利氏もここの湯を使っています。
 現在でも野原はミックス後の最初の湯を受けていますから、同じミックス泉でも鮮度が一番よいことになります。
 そのため湯は湯田でもっとも高温の72℃です。
 
Dsc02859  湯別当野原がちょっと訪ねにくいのは門構えが立派に旅館だということもあるのですが、清掃後に湯を張りなおすのが15:00だというところにあります。
 終了は21:00なのでゆっくり訪ねればいいようなものですが一般宿泊客に遠慮するとわずかなタイミングしか湯を楽しめないことを意味します。
 ただし、2100円で貸し切り湯もありますから無理が利かないわけではありません。
 私は予算の都合上650円で一般入浴です。
 これも旅館ですので記帳して上がらせていただきます。
 脱衣所は大きなものではありませんし、鍵付きロッカーもありません。
 従って、上の記帳が必要になる次第です。
Dsc02862 洗面台のオーバーヘッド型ヘアドライヤーが妙に印象的です。
 湯屋はタイル張りでこれまた大きなものではありません。
 表示によると湯温は42℃ですが絶対それ以上あります。
 弱アルカリ単純泉なのもミックス泉横並びです。
 ツルヌル感は若干ありますが硫黄臭はないです。
 内湯の湯口はどうなっているのだか時々ごぼごぼと大量に吐き出されますから源泉のガスの影響を受けているのかもしれません。
Dsc02868  湯船としてはむしろ露天の方が広いです。
 上手から熱い湯を入れて下手から掛け流す方法ですから好みの温度を探すことができます。
 また、湯船の底は切石を磨いたものが敷き詰められていて感触がよいです。
 この露天風呂は湯田で最も古いもので薬師の湯と呼ばれまさにここから湯田温泉が始まったという伝承に基づいています。
 肌触りは内湯よりも露天の方がいいのは単純に温度の加減だけでしょうか?
 日替わりで男女に当てられる「本鍵」といわれる大浴場も見てみたいです。
 なぜなら「本鍵」とは大内氏命名の湯屋だからです。

 旅館の湯なので石鹸シャンプーの類は準備されています。
 訪ねたのが日曜なので混雑を心配したのですが貸し切り状態で存分に楽しむことができました。

2006/12/03入湯

2006年12月 3日 (日)

宇部市天文同好会11月予定

宇部市勤労青少年会館11月の予定表です。

 10日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 14日(木) 18:00- ふたご座流星群観望会
 17日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 21日(木) 14:00- プラネタリウム投影
 22日(金) 14:00- プラネタリウム投影
 23日(土) 14:00- プラネタリウム投影
 24日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 25日(月) 14:00- プラネタリウム投影
 26日(火) 14:00- プラネタリウム投影
 28日(木) 14:00- プラネタリウム投影

 スペシャルでふたご座流星群観望会が入っています。
 年間で最も安定した流星群で今年は条件が良いですが、特殊な観測になりますから視聴覚教育センター(☎0836-31-5518)にt事前に問い合わせることをお勧めします。
 天気がよければ青少年会館集合で少年の家に移動して観測することもありそうです。

 プラネも冬休みスケジュールになります。
 クリスマスイブ、クリスマスも投影絶好調です。

2006年11月度流星統計

Meteor0611bMeteor0611a_1    2004年684個、2005年634個に対してこの11月は424個です。
 原因は悪天候続きでろくに晴れなかったためです。
 望遠鏡の方も今月はタコです。

 火球のほうを見ると意外とあるのが救いです。
M20061118_025200_yamaguchi1_p  しし座群
M20061116_230153_yamaguchi1_p オリオン座χ群
M20061116_205949_yamaguchi1_p おうし座南群
M20061117_050315_yamaguchi1_p しし座群

 12月は恒例のふたご群です。
 今年はHDDが破綻せずにすむでしょうか。

2006年12月 2日 (土)

千原温泉 千原湯谷湯治場

☆☆☆☆☆
Dsc09514 千原湯谷は「ちはらゆんだに」と読むのだそうです。
 三瓶からは南方向にある温泉で伝説的な薬効がささやかれる明治以来の湯治の湯です。
 地図によってはこの温泉から奥には道がないことになっているものもあり、カーナビにも表示は期待できません。
 事前にリサーチすると志学から農免道路で効率よくアプローチできることが分かったのですが紅葉のシーズンは対向車が来るたびに冷や汗を流す羽目になりそうな細い道が最後に待っていました。
 とんでもない田舎に旅館風の二階家が建っているので間違えて一般民家の戸をたたくことはなさそうです。
Dsc09483  500円払って玄関から左に渡っていくと脱衣所に至ります。
 戸を開けると下り階段でかなり深く、おそらく横を走る川面に近いほど下ります。
 引き湯ではなく湯が涌く場所に湯船を据えた古きよき湯治場スタイルです。
 階段の途中に男女兼用のうわさの五右衛門風呂がありますが夏場はお休みです。
 上がり湯がこの窮屈さですから洗い場もないに等しく洗髪ももってのほかです。
 私は先に三瓶志学温泉に寄って来ましたのでかかり湯だけして湯船に入ります。
Dsc09485  運良く一番風呂でこのコマだけは撮れましたが間もなく幾人も来られました。
 この湯を頼ってこられる人は多く、温泉通も少なくないです。
 それだけこの湯が特異なのです。
 湯船の底は木の床が張ってありますが透明度がほとんどないのでどういう仕組みなのか見当もつきません。
Dsc09489  普通の炭酸泉と異なり微細気泡が付くわけではなく大きめの泡が底からフワフワと上がってきます。
 含二酸化炭素・ナトリウム・塩化物-炭酸水素塩泉とにぎやかな泉質も道理で西日本では湧出箇所が限られる高張泉です。
 普通の高張泉は食塩泉が多く相性が悪いのですが千原はそんなに塩辛くなく、湯船の縁の成分が固着したコーティングも滑らかなものです。
 ぬる湯なので30~50分はじっくり入ることになります。
 この成分は主に外傷に効果があるといわれていますが、困ったときの薬湯として頼られているようです。
 この湯だけではなく水も風も緑も人を癒すものだとして頑なな湯治場を広く一般に開放してくれた女将に感謝したいです。

Dsc09484  おまけの五右衛門風呂です。
 秋から春まで使われますが一つしかないので男女でカーテンを引きなおすことになります。
 ここを最高評価にしたのはほかに代わる湯がないという意味です。
 床湧き出しでこの特殊な泉質はほかに知りません。

2006/08/12入湯

小屋原温泉 熊谷旅館

☆☆☆☆
Dsc09523  三瓶山の北にあるこの温泉は現役の湯治旅館です。
 時間500円で湯を借りることができますが、ここの湯はその昔から由緒正しく家族湯形式なので間が悪い4人で満員という憂き目に遭います。
 つまり湯屋が4つあるのですがそれぞれに個性があり、温泉好きが笑いながら困惑する名所なのです。
 泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム塩化物・炭酸水素塩泉です。
 ここの来訪者はもちろんアワアワの湯を楽しむのですがどうも、これが結構気まぐれなようです。
Dsc09533  手前から二つ目の湯が空いていたのでこれを使わせていただきました。
 特徴は湯船が小さいことで、その分湯の鮮度はいいといわれています。
 が、夏の日照りが長かったせいか今日の気温が異常なのか湯量に元気がなく湯の色も濃いです。
 従って泡付きもなく対処として析出を減らすべき沈殿した澱をかき混ぜてオーバーフローさせ・・・なんです、コレ?
Dsc09543  蓋抜いちゃいました。
 慌ててペッタンコと蓋をします。
 事前のリサーチでは湯はすぐいっぱいになるのが普通のようですが今回は湯量が少なくちょっと焦りました。
Dsc09529  湯量が多ければ湯の透明度も上がるでしょうが、この茶色い湯は長湯や柿木の温泉でおなじみです。
 ぬる湯と思っていると温度以上に温まりますから湯上りはしばらく汗が続きます。
 ほかの湯船も写せるものは写しました。
Dsc09545 Dsc09544

 熊谷旅館の本業は旅館ですから宿泊客優先です。
 9:00-19:00の日帰り温泉時間は厳格ですのでスケジュールが狂うと湯を借りられません。
 当たり前のことですがお気をつけください。Dsc09548

2006/08/12入湯

2006年12月 1日 (金)

温泉津温泉 薬師湯

☆☆☆☆
Dsc09565  温泉津にはメインの外湯が二つあります。
 薬師湯と泉薬湯で名前が似通いますが薬師湯=震湯、泉薬湯=元湯です。
 薬師湯は明治5年の浜田地震のときに突如涌いた新しい(?)温泉で新湯、震湯ともなまず湯とも呼ばれます。
 一方の元湯泉薬湯は1300年前に狸が傷を癒しているのを僧侶が見つけたといいますから文化財クラスです。
 立ち寄った薬師湯は改装後で「ハイカラ」な外装になっていました。
Dsc09585  温泉津の景観保護の観点でもこれは正解でしょうが、復古でも新築でもなく「ハイカラ」という匙加減は難しかったでしょう。
 無論、目的は中身の温泉です。
 左が男湯、右が女湯ときれいに分かれる銭湯スタイルに見せかけて真ん中に男女の湯・・・ではなく家族湯が設置してあります。
 脱衣所はかなり広く、湯屋はさほど広くありません。
Dsc09576  立派だと思うのは湯船を「改装」」していないことです。
 震湯の名残であるなまずの湯口もそのままです。
 湯の塩化物は析出し固着するのでなまずも洗い場も姿を変えていくと思います。
Dsc09572  ここの湯は46℃弱の源泉をシンプルに注ぐので普通に熱めです。
 湯船はひとつだけですが湯口との距離で3℃程度の差が出るので好みの位置に入ることになります。
 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(等張性中性高温泉)で海が近いのですが想像ほどは塩辛くありません。
 橙色にやや濁りなのはカルシウムと鉄の影響でしょうか。
 ここの湯はよく温まるのが特徴だそうです。
Dsc09593 薬師湯は屋上が開放してあり昭和の気配が濃い温泉津の甍の波を楽しむことができます。
 さらに湯上りにコーヒーの接待があるので入浴料の300円は申し訳ないお値段です。

2006/08/12入湯

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