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2006年11月

2006年11月30日 (木)

西米良温泉カリコボーズの湯 ゆた~と

☆☆☆☆
Dsc00383  西米良温泉は宮崎県でも交通事情が窮まった土地で多くの場合最寄りのインターチェンジが日吉インターチェンジと書かれます。
 西都市から90分なのに人吉市からは60分で通えるためですね。
 両側を急峻な山に挟まれた一ツ瀬川のほとりにリゾートホテルのような施設が建っています。
 これがカリコボーズの湯 ゆた~とで玄関から内装に木をふんだんに使ってあります。
 400円払って奥にすすむと湯屋があり曜日によって男女を入れ替えるようです。
Dsc00394  脱衣所のロッカーが家具調なのは贅沢です。
 浴室は結構広々していますが天井が高いことも効果的なのでしょう。
 普通に大きな風呂は気泡風呂なので循環消毒と見られます。
Dsc00400 他に木枠の源泉風呂があります。
 大きめの露天風呂は周囲の草木の勢いがよいので昔懐かしのジャングル風呂が思い浮かびます。
 泉質はアルカリ泉でもツルヌル系のナトリウム-炭酸水素塩泉ですが相当なツルヌルさで菊池温泉は上回り南郷温泉に匹敵します。
Dsc00403  総合的に大変満足な温泉です。
 現状でも九州一円の温泉好きが駐車場を埋めていますが、地理的な隔絶感がなければもっと栄えるのでしょう。

2006/09/02入湯

2006年11月29日 (水)

湯山温泉 元湯

☆☆☆☆
Dsc00455 湯沢、湯本、湯田、湯谷、温湯、湯野、湯口、湯川、湯瀬、湯浜、古湯などと地名に「湯」が付いていると由緒正しく自噴する温泉がある可能性が高いです。
 熊本県球磨郡湯前町も古い温泉だと勘違いし立ち寄り、挫折感の中で椎葉への移動中に球磨郡水上村湯山という地名を見かけました。
 全く知識がなかったのですが有史以前から利用されていた温泉で現在でも小さいながら温泉街を形成しています。
 温泉浴場としては元湯があり、道路を隔てた公園に源泉があり、足湯としても利用されています。
Dsc00442 料金は400円になっています。
 加熱が必要な温泉はどこも値上げです。
 建物は建て替えからそんなに経っていないようです。
 脱衣所にもそこそこの広さが取ってあり、その奥に浴室があります。
 昼でも明かりを灯すちょっと暗めで落ち着いた石張りです。
 泉質は肌になじみがよい弱アルカリ性単純硫黄泉36℃です。
 この特徴は露天風呂で顕著に出ており湯の花が漂う様子は涌蓋山周囲の温泉によく似ています。
Dsc00432  源泉には硫黄の香りもばっちりです。
 泉温がなく加熱はやむをえないところですが豊富な湯を掛け流しする湯の使い方も悪くありませんし飛び込みでもタオルを貸してもらえるので市房山で遊んだ帰りでも楽しめます。

2006/09/02入湯

2006年11月26日 (日)

長湯温泉 ラムネ温泉館

☆☆☆☆
Dsc02042  ラムネ温泉の元祖は大分県竹田市長湯温泉にある大仏次郎が命名したものです。
 2005年に改装新築されていますがかなり実験的なデザインになりました。
 長湯の元気者の首藤氏が指揮した施設ですから「長湯を代表する施設」を意識したのは間違いありません。
 ところが設計者の方が一枚上手でこれほどの施設なのに周囲の豊かな自然に溶けています。
 ここの朝風呂はちょっと気を使います。
Dsc02006  長湯の公衆浴場の多くはラムネ温泉館を含めて6時に一斉に開くのですが、ラムネ温泉館は家族風呂を除き7時から一旦清掃時間に入り10時に再開するのです。
Dsc01993_2  10時ともなると一般の観光客も動き始めますから湯を楽しむためには「一番風呂」を狙うことになります。
 まだ、発券機の電源を入れる前から美術館側の受付で500円玉を渡し、庭に入ります。
 右手に家族風呂が並び一番奥が浴場です。
 脱衣所まではそれなりに普通なのですが、浴室に入ろうとしたとたんに思わぬ趣向に戸惑います。
 浴場への戸がにじり口のように低いのです。
 江戸の浴場に詳しい人ならちょっとうれしくなるところですが、設計者にそこまでの知見があったかどうかは分かりません。
Dsc01996  分かるのはこの戸の前後で理が変わるという設計者の宣言だということです。
 浴室は漆喰を基調に曲線で構成されていて棚田のように3つの浴槽が組んであり、空いた壁には阿古屋貝(?)の貝殻が埋め込まれきらきら光っています。
 阿古屋貝→真珠→ビーナス→泡→ラムネの連想を意図したのかもしれません。
 内湯浴室の大きさは結構微妙です。
 無駄に広くなくそのくせ狭さは感じない空間設計で露天へ誘導しているようです。
Dsc01988_1  ともあれ内湯は高温泉でラムネ温泉の本領ではありません。
 内湯の開口から外に出ると半開きのビニールハウスがあり、その下がラムネ温泉です。
 33℃ですからぬるいのは当たり前で、内湯よりも若干透明度があるもののやはり底までは見通せません。
 「あれっ?」と思ったのは以前より泡付きが遅いことです。
 源泉からの給湯状態はよくなっているはずなので露天の湯船が大きくなったのが原因と思われます。
 滞留時間が長くなり湯の鮮度が落ちた可能性があるのです。
Dsc01991  元より泡付きだけなら七里田温泉下ん湯の勝ちですからうるさくいう必要もないのですが鮮度となるとちょっと困ります。
 それでもラムネ温泉は長湯のシンボルには違いがないので些細なことかもしれません。
 デザインされた温泉はないわけではないのですが、湯を楽しむという本筋をここまで昇華させた施設はそうあるものではありません。
 長湯のマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉は温まると定評があり、このラムネ温泉もそうです。
 湯上りに飲用のラムネ泉もお忘れなく。

2006/10/21入湯

長門峡温泉 湯ノ瀬

☆☆☆
 旧萩市は温泉がない観光地でした。
 カナダから油田技術者を招聘し2350メートルというとんでもない深深度から高温泉を掘り当てたのは1995年7月10日のことでした。
 もっとも2005年3月6日に合併で温泉地は一度に増えたのでした。
Dsc02592  合併した川上村には昔から長門峡温泉がありました。
 長門峡温泉はアクセスが困難である上に小さな一軒宿なので見過ごしてしまいます。
 同じ旧川上村には平成の神話というべき阿武川温泉もありこっちの方は大盛況です。
 湯ノ瀬は崖にへばりつくように立っており、事実、屋内には崩落防止の擁壁がもろに見えていたりします。
 玄関をくぐって400円払って左に折れた先に風呂場があります。
Dsc02572  どうも女風呂のほうが2階で見晴らしがいいようです。
 脱衣所は大きくありませんし、湯船も岩風呂ひとつだけです。
 湯は弱放射能単純温泉の27℃を沸かし湯にし大きな湯船でもないので掛け流しです。
 客もちらほらなのでゆっくりと楽しむことができます。
 訪ねた時期は紅葉だったので窓を開け放って楽しませてもらいました。
Dsc02584  湯温は40℃程度ですが岩風呂は冷めやすいので上手と下手では温度差が大きくなり好みの湯温が探せます。

 街の喧騒を離れリラックスを主体に考えるならうってつけの温泉といえます。
 日帰り温泉の時間は10時から18時ですが宿泊して森閑たる長門峡を堪能するのも面白そうです。

2006/11/22入湯

2006年11月23日 (木)

SWAN観望会

 NHKが居ようが居まいが観望会は観客のものです。
 10月28日は無事晴れて観望会です。
C2006m4061028pm

 当日はここまでではありませんが尾が伸びる有様を大勢で見る機会に恵まれました。
 これを見ながら彗星の移動の方向と尾の方向の解説をしていきます。

 ほかにも色々見たのですが記録したのはわずかだけです。
M17061028pm M17は形にインパクトがあって説明しやすいですね。
 いて座の天体はこの時期では沈むのが早いので大忙しでした。

M27061028pmその点ではM27はかなり遅くまで引っ張ることができます。
 効率から言って悪くない観望会でした。

 実は翌日も遣り残しを撮りに出かけました。
 SWANのカラー撮りです。
 ワンショットカラーではないのでちょっと見苦しいですが高速で動いているのも窺えると思います。 

C2006m4061029pm

2006年11月22日 (水)

津和野温泉 あさぎりの湯

☆☆☆
 津和野の幹線道は当然9号線なのですが道の駅なごみの里は津和野市街のどっぱずれにあります。
 道の駅は動かせても温泉は動かせないので道理といえます。
 実は津和野には幻の温泉があります。
 1997年3月に炭酸水素泉で間欠泉として掘り当てられその噴出高さは50メートルに達し日本一の高さでしかもインターバルはわずか8分。
 湯温も38℃と恵まれており、多くの人が薔薇色の未来を夢見たのでしょうが潰えてしまいました。
 50メートルも吹き上げればご近所迷惑なのは当たり前なのですがこれは絞ればいいことですし、その気になれば再開発すればいいだけのことです。
 苦渋の決断を迫られる元になったのは成分にヒ素が含まれていたためです。(メタ亜ヒ酸:17.2 mg/kg)
 つまり周囲にヒ素をばら撒いていたわけで、水質汚濁防止法違反にあたるため封印してしまいました。

Dsc02541  くじけずに何とか作り上げたのが2001年4月にオープンしたのが「道の駅なごみの里」の「あさぎりの湯」です。
 おいしいところが使えなくなったため泉質が単純放射線冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)で17℃とさっぱり面白くないラドン温泉になってしまいました。
 玄関から入ると土産物屋というより市場状態なのが活気があってうれしいです。
 右に曲がると評判のレストラン「あかね雲」で左に曲がると「あさぎりの湯」です。
 下駄箱に靴を預け、受付でかぎと一緒に500円を出すとカードとタオルを受け取ります。
 脱衣所は大きめのかぎ付きロッカーがずらりと並びます。
Dsc02556  ロッカーの施錠方法が特殊なので要注意です。
 湯屋は和風と洋風があり日替わりで男湯と女湯で使います。
 訪ねた日は洋風に当たりました。
 内湯は二つありひとつはジャグジーです。
 サウナも設置してありますしソープ類も完備されていますからかなりお得感があります。
 湯温はぬる目の40℃です。
 やや塩素臭ありですがOKが出せるレベルです。

Dsc02549  毎度であれば露天は塩素が気にならないのですがここはなんと露天の方が塩素臭がしてしかも温度が高めです。
 水中にランプが仕掛けるなどされて夜間でも映えるようにしてあります。

 新しい施設なりに心地よく付属の休憩スペースではちょっとした食事もできますからリラクゼーション施設としては十分なものですし、外は津和野らしい穏やかな自然が広がりすぐ裏にはSLも通ります。
 つくづく最初の炭酸水素泉が使えなかったことが残念です。

2006/11/23入湯

2006年11月21日 (火)

湯田温泉 ユラリ

☆☆☆
 元来、入浴施設は地域のものでしたから命名は比較的ワンパターンでしたから「元湯」や「新湯」は日本中にあります。
 近年の温泉ブームは全ての市町村が温泉を有する勢いでその命名もオリジナリティーを求められます。
 ところがいい名前は誰でも考えそうな名前になるのが常で「湯楽里」という入浴施設は日本各地にあります。
 湯田温泉にも湯楽里がありますが登録してある屋号はカタカナでユラリとなっているのは上のような事情があるのかもしれません。

Dsc02431_1   ユラリの存在は前々から知っていますし、繁盛しているのも知っていますが近くの温泉の森が私にとっては辛い塩素風呂だったので避けていたのです。
 ところがひょんなことで開店時間のちょうどAM11:00にユラリの前を通りかかり入ることにしました。
 実は開店直後でないと人が増えるし湯気が立つので写真が取り辛いのです。
 650円で発券機から券を買いフロントに渡して脱衣所に向かいます。
 広めの脱衣所でロッカーも大きめで鍵も掛かります。
Dsc02396_1   浴室は2種類を日替わりで男女に割り当てます。
 この日は和風風呂に入りましたが、白黒色調でダークにまとめてあります。
 もう一方の洋風風呂はパステル調のようですがレイアウトなどに大差はなさそうです。
 洗い場が少々変わっており、イスはベンチ状でシャワーも固定です。
 尻が冷たいのと背中を流しにくい難がありますが隣の人にシャワーの湯を浴びせたりするトラブルの防止と場内管理の簡略化はできそうです。

Dsc02405  湯自体は湯田温泉のミックス泉ですから見事に無色透明のアルカリ性単純泉です。
 湯田の旅館の内湯は温度が高いものが多いのですが、ここの湯温は朝イチだったからかマイルドに41℃ほどです。
 泉質に語るべきものはないのですが内湯の湯船の出来がよいです。
 例えば湯に体を伸ばし、肩がひたひたの位置だと湯船の縁がちょうど枕の高さになる場所が広く取ってあったり、湯船に柱を立て多少混んでも背中を持たせかける壁を確保しやすくしたりしています。
 また、ジェット風呂は強力なノズルが4発のあまり他で見ないもので、痛いほど効きます。
 ジェットで流されないように手すりもちょっと工夫してあります。
 ま、バブリングしてあれば塩素注入のはずですが臭気はまず気になりません。
Dsc02409  露天もありますが、こちらは風呂のプロが作ったものではなさそうです。
 ただし、こちらは掛け流しでしょうし、露天分だけ湯温が下り長湯向きです。
 排湯口付近はボイラーと思われる振動がかなり強烈です。

 空いていたおかげでずいぶんとくつろげました。
 混んでくると湯船がちょっと浅いため、湯の広さの割りに窮屈になりやすそうです。
 採光がよいので日中は問題ないですがここのメインランプは水銀灯ですから夜は死体置き場の雰囲気になること請け合いです。
 開店直後のゆったりした時間帯がお勧めですが、この湯の開店時間は二つあり早朝帯は6:00-9:00(日帰り入浴は7:00-)と11:00-23:00の二番があるのです。
 意外なほど営業時間が長く、食事処もあり、タオル一本ぶら下げていけばシャンプーやソープもあり、サウナも2種類ありますのでうまく使いたいものです。

 開業は昨世紀なのですが清掃が行き届き、清潔感があふれるのは特筆すべき点です。
 さすがに本業がホテルタナカだと感心しています。(ちなみに温泉の森はかめ福が本家です。)
 それなりに持ち上げる割に評点がそこそこなのは湯田には銭湯もあるのでサウナを使わない私はそちらにいちゃうからです。

2006/11/18入湯

2006年11月15日 (水)

金曜日は晴れる

 10月27日金曜日も天気がよいのでした。
 翌日はNHKの取材なのですが同じ秋吉台にしましょう。

Ngc247061027pm

 NGC247です。
 スペックでは9等で20分角と堂々としたものですが残念ながらM33のように正面からなのと緯度が-21度と低いため期待していると肩透かしを食います。

Ngc7318061027pm NGC7318といってもよくわかりませんがステファンの五つ子という方がとおりがいいです。 
 その名のとおり5つの銀河がこの写真でも見え・・・にくいですね。
 一応、ビデオでも写るということでお許しください。

Ngc7331061027pm

 NGC7331は9.5等で視直径は10.7'あります。
 本体の構造も趣きがありますが小さな銀河がまぶれ付いているのが面白いです。
 小さな銀河といっても向こうから見れば我々の天の川銀河もゴミのようなものでしょう。

Ngc520061027pm

 NGC520は大して明るくもなく、また、大きくもありません。
 ネット上に作例が少なくないのはその異常な形のせいです。
 おそらくは衝突銀河でしょう。

Ngc253061027pm

 うちの辺りは北緯34度ですから東京よりはずいぶん南になります。
 南であれば必見となるのはこの時期はNGC253です。
 ちょうこくしつ座にはいくつかの著名な銀河がありますがなぜかこのNGC253がちょうこくしつ座銀河と呼ばれます。

M31061027pm 著名といえば決定的なのはアンドロメダ座銀河M31でしょう。
 しかし、観望会泣かせの代物でどんな機材を使っても納得できる姿を見せることができません。
 開き直って中心部だけ抜いた方がまだ説明しやすいです。

M33061027pm M31以上に見せにくいのがM33さんかく座銀河です。
 本当に6等なのかとねちねちいじめたくなるほど暗いのはフェースオン銀河で面積が広いからです。
 TGv-Mには意外と写るので助かります。

M76061027pm   メシエ天体でも苦しいM76です。
 小亜鈴星雲と別名まで持っているのに地味です。
 よい条件で頑張って写すとりんごのようにも見えます。

Ngc289061027pm NGC289という小さく暗い銀河です。
 写すにはそれなりの理由があったはずですがすっかり忘れました。
 この後に撮った写真から類推すると基準星の代わりに使ったようです。

0004p061028am そうやって撮ったフェイ彗星。
 なかなか立派です。
 ただし、SWANはもっと凄いことになっています。

0029p061028am

 シュワスマン・ワハマン彗星はいくつかありますがこの29Pもそのひとつです。
 彗星は尾を引く姿が印象的ですが多くの彗星は太陽に近くなるまで尾が伸びません。
 その姿は星雲や銀河のようにも見えるため場合によっては移動することを確認する必要もあります。

Ngc1360061028am

NGC1360は 南に低いろ座にある惑星状星雲です。
 非常に淡く特徴もありません。
 数字だけ見て撮ろうとするとこういう目に遭います。

Autumn061028am 6mmレンズをつけて見ます。
 30mmに換算されます。
 カシオペアからアンドロメダにかけた辺りです。
 ワイドモードで撮影しています。

Winter061028am

 同じように撮ったオリオン座からしし座にかけてです。
 機材が機材である上に固定撮影です。
 この絵をまともに撮ろうとしたらデジタル一眼を使いたいですね。
 値段の問題はあるのし、レンズはまるで持ってないし・・・。

Saturn061028am

 一応土星も撮ったのですが、高度が低くてボロボロです。
 この後、ガスが流れてきたので撤収です。
 面白いものでガスが流れてくるとビショビショになりますね。

2006年11月11日 (土)

久住の秋

 金曜日に仕事が捌けた後で天気予報を見ると前半は雲が残りますが行けそうです。
 どちらにしてもSWANを狙える時間ではないのでのんびりと明け方の天体を楽しみに久住に出かけることにします。
 オリオン座流星群と温泉を堪能するツアーの幕開けです。
 流星群のピークは土曜日夜では?といわれそうですが明日も久住で粘ればいいだけです。
 走りなれた道というのはありがたいものでほとんど意識しないまま日田の町を通過します。
 そのため小石原工芸館に寄ることをすっかり忘れていました。
 途中遅くまで開いている湯を借りてから久住滑空場に入ります。
 悠然と店開きをしますが秋はうちのシステムにマッチした出し物が限られるのでほとんどお遊びモードです。M45061021am_1
2006/10/21AM
SMC200mmZOOM
TGv-M

 手抜き撮影なのは先週と同じですから比較してみると分かりやすいでしょうか?
M45061015am_12006/10/15AM
SMC200mmZOOM
TGv-M

 すんごく分かりにくい比較ですが21日のほうが荒れていないのでレタッチは楽でした。
 何しろ秋とはいえ久住は8℃なのです。
 光害に関しては全面的に久住がいいとはいいかねるのですがスバルに関しては良好です。

M31061021am
 同じ要領で2006/10/21AMのものと2006/10/15AMのものを並べます。
 CRTだともはやわかる差ではありません。
M31061015am_1
 写真というのはあくまでコントラストを記録するものです。
 ガスったり、光害があったり、月夜だとかいうのは天体と背景との輝度差がなくなるのが問題なのです。
 フィルタリングは散光星雲などは特定の波長で見ればコントラストが高くなることを利用して都市部でも撮影を可能にする技術ですがフィルターに負けない感度が必要です。
 現在は冷却CCDや一部の一眼デジが該当しますが安く扱いやすい機材とはいいかねるため手をこまねいています。

M42061021am

  写真に撮るとなるともう冬物になります。

Ic434061021amNgc2024061021am 

M1061021am

 

0004p061021am SWANは無理ですが彗星もかなりあります。
 実はバースト前はFaye彗星のほうがさまになっていました。C2006t1061021amC2006l1061021am0029p061021am

Saturn061021am  土星もまだ早いですがぼちぼちいけます。
 下手糞のなのは毎度ですね。

 変わったところでは下のようなのも。
 カノープスは世間的には早春を告げる星でしょうがもう見えているのです。
 ちょっと早いのでアングルも苦しいです。
Canopus061021am  翌日も粘ろうとしたのですが朝の天気予報で下降気味だったので撤退しましたが、意外やオリオン群が絶好調だったのだそうです。
 21日早朝もずいぶんと生で見たのでこれも良しとしましょう。

2006年11月 9日 (木)

水星の太陽面通過

 11月9日は朝っぱらから天体観測です。
 水星の太陽面通過は3年ぶりだそうですが次は26年後になるイベントです。
 元は食指が動かなかったのですが今はPSTがありますから手軽に楽しめます。
 とことん楽しむにはポルタあたりと組み合わせればいいのですがその予算もありません。
 今回は太陽面通過が始まってから日が昇るので観測してから出社すると遅刻します。
 「太陽見るので半日年次」と言ってもよかったのですが地味なイベントなので会社で見ることにします。
 いつもより1時間早く会社に来ればいい見当だったのですが渋滞がないので1時間半も早く着いてしまいます。
Morning061109am  セットして日の出をひたすら待って7時前にウニャウニャの太陽が見えました。
 これでは何も分かりませんが太陽は4分で1度ほども動きます。
 やがて太陽面上に黒い点が見えました。
 「何だ、楽に見えるじゃん。」と思ったのですがよく見ていると周囲に「うじゃうじゃ」も見えます。
 しばらく観察していると太陽面の中ほどにも小さいのが見えます。
 言うまでもなく水星はひとつですからどちらかは黒点ということになります。
 「今は黒点が少ないから」と予報を確認していなかった失態です。
 さしあたり、東の大きめのを撮影しましょう・・・QV-2900UXの接続リングが見当たりません。
 うーむ、QV-3500EXかQV-5700ですか?
 たまにはQV-5700に働いてもらいましょう。
 とはいえ組み立ててしまえばアイピースの変わりにアッセンブリを入れるだけです。
 入れるだけなのですがQV-5700の欠点が出てしまい、ピントの山が掴めません。
 液晶が暗いんですよ。
 フォーカスエイドが利くはずなのですがマニュアルフォーカスでないとダメなようです。
 結局は妥協フォーカスです。
 さらに拡大すると訳が分からないということに気付き全景で撮り直しです。
 アイピースで少し高度が上がった太陽面を見ると・・・明らかに小さい方がシャープですから水星ですな。
 全景を自動露出で・・・オーバー気味です。
 結局マニュアル露出です。
 1/120secで撮ったところで始業準備です。
Mercury061109am

2006年11月 7日 (火)

秋の風物

 小学校への出前観望会は秋の風物です。
 昨今は宇部市天文同好会の会長がほとんどの喋繰りを担当しますから手下は天体の緒元や高度、雲の流れから好みの天体を入れていけばOKで相当お気軽です。
Dsc01715 特に私は毎度のようにPC画面でやりますから実際の星空と星図とリアルタイムビデオ画像を行ったり来たりして説明しますから「カラーではここのところが赤くなって・・・」などと指で示して説明できます。
 余裕があればライブラリーから画像処理を済ませた写真も写せますが子供相手の観望会ではそこまで準備しても予定通りにすすむはずもないので止めておきます。
 予定では一度に多くの子供たちに説明をする腹積もりだったのですが、プロジェクターがないと押しの強い子がPC前の特等席に陣取って動きません。
 気の弱いちっちゃな子は押し出されてPCの後ろを眺める羽目になります。
 従って、「兄ちゃんその線から入ったらアカン。あんたこっちはいり。パソコン触ったらいかんよ。」と香具師のおいちゃんよろしく子供を捌きながら講釈することになります。
 眼視の方も子供が文字通り鏡筒にぶら下がって再導入したり「見えた?黒い線も分かる?」と確認したり指紋でべたべたにされたアイピースを掃除したりと大変です。
Dsc02135  ビデオ観望の方が見えているかどうかが確実に分かるのと曇っても最低限のネタはあるので丸坊主にならない利があります。
 ビデオの難点は秋の空では対象がでかい物ばかりで見せるものがないということです。(致命的やんか)
 いいんです、まだM27、M57、M13は十分説明できる時期ですから。(M13は眼視向きじゃないか?)
 11月も出前の予定があるのですが出し物が二重星団、M31、M45では泣けてきます。
 
Dsc20061028210422  長者ヶ森も市民の星見スポットですから晴れると車が次々にに入ってきます。
 流しで観望しているときは場内の家族連れや女性パーティーに声を掛けて天体を見てもらうのですが、アベックや混合パーティーは基本的に放置しています。
 男だけのパーティーはほとんど星見には来ませんね。
 しかし、今回は混合パーティーに意見しました。
 「あそこに三つ星が並んでいるのがオリオンで・・・」と男が解説しているのを背中で聞いていたのです。
 オリオンの主星7つが全部出きらないときに星座を指摘できるのはなかなかの手練ですが・・・向きが違いますぅ~。
 無視しとこうかな、とも思ったのですが同じ説明を繰り返すもので渋々腰を上げて「アレはわし座でこれがアルタイル=彦星、こっちがオリオンの三ツ星」で解説する羽目になりました。
 わし座とオリオン座を間違えるようでは迷子になること必至ですから「北極星の探し方」を教えたりします。

Tgvm20061028210422  10月28日は臨時の秋吉台観望会でした。
 どこら辺が臨時かというと秋吉台の秋をテーマにしたNHKの取材を菊川町星を観る会が受けたのです。
 あまり集まらないかもと高を括っていたら大童です。
 例によって子供を捌きながら・・・食いつきのいい子が離れません。
 こんなおいしいアングルを続けていると・・・案の定カメラが来ました。
 モザイクして音声変えてくれればいくら撮ってもいいですよ・・・あれは犯罪関係だけ?
 じゃ、やむをえんですな。
 放映予定は?11月の始めの頃に夕方の特集?日時は・・・不明?・・・一抹の不安があります。

2006年11月 5日 (日)

宇部市天文同好会11月予定

11月の予定表です。

 05日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 09日(木) 08:00-09:30 水星の太陽面通過観望会
 11日(土) 19:00- 天体観望会
 12日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 19日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 25日(土) 19:00- 天体観望会
 26日(日) 14:00- プラネタリウム投影

9日はもちろんスペシャルで、次は26年先です。

2006年11月 3日 (金)

2006年10月度流星統計

Meteor0610a_1  10月は857個を記録しました。
 昨年はオリオン群が月とかぶった割には大健闘したのですが今年も22日早朝にバーストが見られたようです。

 オリオン群を中心に火球にも恵まれています。
 この調子で11月も行けば面白いのですが例年だとちょっとお休みになるはずです。

Meteor0610b M20061022_001610_yamaguchi1_p M20061022_045649_yamaguchi1_p M20061022_051438_yamaguchi1_p M20061022_053923_yamaguchi1_p M20061024_034500_yamaguchi1_p M20061025_034205_yamaguchi1_p M20061027_042121_yamaguchi1_p M20061027_051343_yamaguchi1_p

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