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2006年5月13日 (土)

宇部市天文同好会73P観望会

 当初の天気予報では73P最接近時期の観望会は全滅だったのです。
 突然、12日早朝の予報が晴れに変わったので大慌てです。
 なぜなら12日は金曜だからです。
 とはいえ位置も怪しい彗星の観望を会長に任せるのは無理があります。
 連休終わったばかりなんですけどね、休んでばかりもいられないんですけどね・・・金曜日に年次を入れました。

 ものが彗星ですからいつもの勤労青少年会館からでは見えません。
 幸いきらら浜自然観察公園の駐車場が使えることになっています。
 私の南天専用観測地ですから悪くありません・・・月がなければ、ですが。

 22:00に出かけるともう何人かベテランが来ています。
 残念ながらLX200GPSが扱えるのは数人だけです。
 面倒な三脚に載せる作業までを終えると今度は自分のLX90を組み上げます。
 0:00からのアナウンスだったのですが、子供連れの方は早く(十分遅いですが)から来ておられますからちょっとあせりながらTGv-MとPC接続まで行います。
 シンクロできればこっちのものです。
 なにせ、月が明るいので誰もまだ彗星を検出できずにいます。
 それを35mm換算3000mmの画像がコマンド一発で表示できる快感はたまりません。
 まずはすでに高度が高いB核です。

0073pb0605120052
 毎度のB核より立派に見えます。
 あっさり表示されたので手持ちの双眼鏡で探すと簡単に見つかりました。
 一度見つけると後は楽ですね。
 他の人にも位置を教えないといけませんから今度はグリーンレーザーを双眼鏡にあてがい位置を教えます。
 レーザー光を双眼鏡なり望遠鏡で追っていくと見つかるわけです。

 ベテラン勢が多いので観察公園の研究員の人に天体紹介をするついでにTGv-Mの威力を見てもらいます。
 リング星雲、アレイ状星雲、ヘラクレス座の球状星団、ソンブレロ銀河、黒眼銀河、子持ち銀河、M5球状星団、M4球状星団、ワシ星雲、オメガ星雲、三裂星雲、干潟星雲と次々に表示して紹介できますし、30cmの眼視よりもはっきり見えてしまうのです。
 彗星の写真は何人もがケータイのカメラで写しておられました。(けられますが写りますよ。)
 画面を指して解説できるのも楽チンですからベテランもうならざるを得ません。
 皆さん機材には金を惜しまないほうですからこの界隈もデジタルシフトが加速するかもしれません。
 現に私がいまだに買えないデジカメの評論をしているのがうらやましいです。

 G核は月に負けてあきらめていますが、やがてC核も上がってきます。
0073pc0605120108
 ん?暗い?
 C核はB核より明るいのがこれまでの観測なのですでえらいことです。
 C核が増光していないのが原因のようです。
 この後、曇るまで店を開いてみんなが帰るのを見届けて撤収です。
 彗星観望会全滅を防げただけ今日はラッキーだといえるでしょう。

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