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2006年3月

2006年3月28日 (火)

音楽と星空の夕べ

 25日は土曜日でしたが宵以降は曇りの予定でした。
 でも、勤労青少年会館はイベントが宵の内にあります。
 プラネタリウムで天体を見ながら合唱を聞き、同時に天体観望会を行う予定です。
 会長一人では無茶だろうということでヘルプに行くことにしました。
 4階フロアに入ると白のスーツに身を固めた合唱団がいらっしゃいました。
 プラネの操作はできないので私が観望側の受け持ちです。
 アライメントは取っていませんがさしあたり土星を導入・・・もうお客が来ます。
 軸が出ていないので導入の調整がせわしいですしピント出しも各人変わります。
 一巡したところで再アライメントして次のお客に備えます。 
 ついでに手持ちのTGv-MをズームレンズにつないでM42を入れてみます。
 やはり光害の影響とガスであまりよくありません。
 居残った小学生を相手にあれこれと解説しながら次にLX200の接岸部をはずし・・・と、ごそごそ始めたところで今度は合唱団御一行が土星観望に上がってこられました。
 接岸部を付け直してまた土星を見ていただきます。
 他の天体に振るまもなくすぐ降りていかれました。
 TGv-MのセットをLXの近くに引っ張ってきて、また接岸部をはずして・・・上映が終わったようで一般のお客さんがまた上がってこられました。
 また接岸部を付け直して土星を見てもらいます。
 ついでにPCに昨夜の土星を表示してイメージを掴みやすくしてみました。
 小さい子にはアイピース位置がちょっと高いのが残念でした。
 人の波が引いたところでまた接岸部をはずし今度こそレデューサとTGv-Mを付けます。
 会長が上がってきたところでM42を導入してみます。
 トラペジウムと周辺のガス星雲表示されます。
 感度を目いっぱい上げたかったのですが真っ白になるので押さえ気味で眼視と同じ程度の実力しか出ません。
 それでもPCいっぱいに表示できますから観望は楽です。
 観望会でこれをやるのが会長の希望なのですが惑星の観望と兼用するには段取りが面倒ですしフィルターを選ばないと光害の下では対象が極めて限られます。
 他に写せそうな天体は・・・銀河は全滅でM1もダメです。
 天頂のエスキモー星雲は映し出すことができました。
 先ほどの小学生(春休みはいいねぇ)にはおかげで生まれる星と死に行く星しか説明できませんでした。
 時間の限り解説して21:00の閉館時間です。
 この頃には1等星しか見えなくなってしまいました。
 皆さんに雲を気にせず土星を見せることができたのは幸いでした。
 次の観望会は春休み日程で4月1日ですが果たして今度は透明度がいい星空になるでしょうか?
 

梅は咲いたか

 金曜日は晴れ・・・というパターンがあまりに多いです。
 対する土曜日が曇る予報なので自然に金曜日の定時後がせわしなくなります。
 おまけに春休みに入っていますから「行く?」と子供に問うとあまり乗らない様子。
 それじゃ、近所に・・・上関が近所かという疑問はこの際、保留しておきます。

 23時前に頂上に到着すると金曜日は毎度のように貸切状態です。
 ちょっと風があって不満ですが明け方の東の空を考えれば中腹に逃げるほどではありません。
 まずは土星で小手調べです。
Saturn060324pm 2006/03/24PM_土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

 透明度が悪いですがシンチレーションはまずまずなので良しとします。
 それではNGCを漁っていきましょうか。
Ngc3109060324pm 2006/03/24PM_NGC3109
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc3621060324pm 2006/03/24PM_NGC3621
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc3412060324pm 2006/03/24PM_NGC3412
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc3423060324pm 2006/03/24PM_NGC3423
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc3414060324pm 2006/03/24PM_NGC3414
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 もはや難易度が高いものばかりですな。
 難易度が高いなりに面白い対象ならよいのですが下調べをしていないので小さな楕円銀河にあたったりすると落胆します。

 頃合を見計らってシュワスマン・ワハマン第三彗星の撮影を始めます。
0073pc06032500162006/03/25_00:16_Schwassmann-Wachmann C核 (0073P-C)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
 かなり立派になってきました。

0073pb0603250020 2006/03/25_00:20_Schwassmann-Wachmann B核 (0073P-B)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

0073pg0603250025 2006/03/25_00:20_Schwassmann-Wachmann G核 (0073P-G)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 なぜE核を撮影していないかというと単に忘れていただけです。
 E核はいまだに14等より暗いので写るかどうかも怪しいですけどね。
 ところが分裂した核の報告は増え続けH核、J核、K核、L核とあるそうです。
 誤報がなければS核までこの文字列が続くとか。
 5月にこれらがみんな撮影できたら万々歳です。

 スピカが南中する頃には南天のお楽しみが始まります。
Ngc4038060325am 2006/03/25AM_NGC4038
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5102060325am 2006/03/25AM_NGC5102
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5128060325am 2006/03/25AM_NGC5128
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5139060325am 2006/03/25AM_NGC5128
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc4945060325am 2006/03/25AM_NGC4945
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 ケンタウルス座Aは難しいとはいえ挑戦し甲斐がある対象です。
 ω星団は・・・最近ではおまけに過ぎません。
 でも一度でっかい望遠鏡で見てみたいものです。
 この後もNGCをあさります。
Ngc4242060325am 2006/03/25AM_NGC4242
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5068060325am 2006/03/25AM_NGC5068
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5078060325am 2006/03/25AM_NGC5078
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5084060325am 2006/03/25AM_NGC5084
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5101060325am 2006/03/25AM_NGC5101
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5866060325am 2006/03/25AM_NGC5866
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5985060325am 2006/03/25AM_NGC5985
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

M4060325am 2006/03/25AM_M4
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

Ngc5566060325am 2006/03/25AM_NGC5566
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 時間待ちをしているとようやくさそり座の全体が見え始めます。
 TGv-Mにとってこの辺りの散光星雲はどうでも抑えたい対象です。
 どちらもしびれる対象ですね。
M8060325am 2006/03/25AM_M8
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

M20060325am 2006/03/25AM_NGC5985
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 M6、M7は後日のお楽しみしておきます。

 さて楽しませてもらったポイマンスキーですが今日のところはまだ全天でもっとも明るい彗星には変わりがありません。
C2006a10603250358 2006/03/25_03:58_Pojmanski (C/2006 A1)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 来る彗星もあれば去る彗星もあります。
 ものがほうき星ですから彗星のように現れて去っていくものです。
 頃は春。
 梅から桜に季節が移ろうように彗星も移り変わります。
 最後は木星です。
 そういえばシューメーカー・レビー彗星はいくつにも砕けて木星に衝突して消えたっけ。
Jupiter060325am  

2006年3月27日 (月)

'06春の秋吉台観望会

 20日の夜は菊川町星を観る会の秋吉台観望会です。
 20時頃に遅参するともう土星の観望が始まっています。
 せっせと自分の機材を組み立て始めると来客数はどんどん増えてセットアップ中なのに子供が群がってきます。
 惑星用に組上げて土星を入れて導入すると大騒ぎです。
 カッシーニの空隙や土星の影などのポイントを説明し「今のイメージを覚えて大きい望遠鏡で見ると分かりやすいよ」と水を向けると一斉にドブソニアンのほうに移動しちゃいました。
 統率が取れてますな。
 その間にTGv-Mに組みなおします。
 でも子供らは待ちきれないので惑星ビデオを流しておきます。
 「月!」違う違う、金星も満ち欠けするんだよ。
 「月!」「違うよ、火星?」火星が正解だよ。
 「・・・」木星だね。
 「土星!」さっき見たばかりだもんね。
 「何?」さっきの惑星と同じ大きさで見た月。惑星は月よりずいぶん小さいよ。
「・・・朝!」え?!あー、月食の連続写真ね。
 解説しながら作業をすすと効率悪いです。
 解説がいらない流星のビデオにしましょう。
 「ビデオだから願い事はかなわないと思うよ。」
 わざわざ言ったのにみんなが願い事を連呼します。
 ようやく設定が終わり、んー、頭が回らんのでM42!
 「星が生まれるところだよ」と説明して次は適当にしし座の銀河を入れます。
 「M42はガスだけどこっちは星が集まって区のように見えるんだよ。星はどれも太陽かそれ以上の大きさだからすごく大きいね。向こうでもこっちを見ているかもしれないけど数百万年前の光しか見えてないだろうね。」相当アバウトな解説です。
 エスキモー星雲も見せています。
 「さっきは星が生まれると子を見たけどこれは星の最後。爆発して終わることも歩け
どこれは穏やかにガスを吐き出しながら終わった星だね。」
 いきなり、星の終わりまで行っちゃいました。
 何せ、21時を回ったのでぼちぼち子供らは帰らなくちゃいけません。
 お母さん方は「ふたご座はどれ?やぎ座は?」と自分たちの星座が見たいようです。
 黄道十二宮は苦手です。
 「おとめ座は?」もうすぐ見え始めます。
 「てんびん座は?」明け方見てください。
 「さそり座は?」それも明け方、
 「うお座は?」沈むところです。
 大体やぎ、みずがめ、うおなんて著名な天体がないのですぐ思い出しません。
 ドブソニアンを使う人は星の配置が頭に入っているのでしょうが、私は自動導入に堕
落しているのでアルデバランとベテルギウスがごっちゃになることもあります。
 そもそもアル何とかいう星が多すぎです。
 他にお母さん方が好きなのは流星ですね。
 流星群の出現日をしきりに気にしていました。

 帰るとなると一斉に帰っちゃうものでいきなり暇になりました。
 で内々の観望です。
 ドブ使いの人にTGv-Mの画像を見てもらうと「50cmの眼視クラスだね。」とのこと。
M51060320pmM63060320pmM64060320pmM104060320pmNgc4565060320pmNgc4631060320pm0073pc06032023010073pb06032023052006/03/20PM
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 メジャーな天体なのでちょっと手抜き掲示です。

 不思議なもので秋吉台の観望会は晴れる確率が高いのです。
 それに比べて宇部市勤労青少年会館の観望会は・・・。

 

2006年3月22日 (水)

庭から見る空

 月齢が悪いので出かける気にはならないものの晴れていれば道具を出したいです。
Saturn060317pm2006/03/17PM_土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

Saturn060319pm2006/03/19PM_土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

Saturn060320pm2006/03/20PM_土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

 20日は秋吉台のものです。
 いずれもすっきりしません。
 南中時期で条件はいいのですが透明度はいけません。

 TGv-Mでもちょっとはやっています。
Ngc2683060319pm2006/03/19PM_NGC2683
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
17コンポジット

 もちろん狙うのは5月のお楽しみ彗星です。
0073pc06031722562006/03/17PM_Schwassmann-Wachmann (0073P-C)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 驚いたことに2日後に撮った画像では様子がずいぶん変わっています。
 透明度のお陰か本当に光度が上がったのか。
0073pc06031922362006/03/17PM_Schwassmann-Wachmann (0073P-C)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 もちろんB核も狙います。
0073pb0603192253 2006/03/17PM_Schwassmann-Wachmann (0073P-B,G)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
 G核はちょっと無理だったみたいです。

2006年3月16日 (木)

塚原温泉火口乃泉

☆☆☆☆☆
Dsc06057 湯布院町伽藍岳中腹にあります。
 途中から砂利道になりますし最後にはあまりに急傾斜になるのでコンクリートで固めてあります。
 登りきるといきなり開けて山小屋が・・・左が湯屋で右が管理棟兼貸し休憩室です。
 実際にここのすぐ下に伽藍岳の登山口がありますから汗を流すのにも使われているのではないかと思います。

 一人なので家族風呂は使わずに湯を500円で借りることにします。
 脱衣所のアルミ戸の向こうが湯屋で木製の湯船です。
 湯温は41℃程度でしょうか。
 特筆すべきなのはPH1.4という泉質です。
Dsc06044  金色の湯というのも稀有で飲むと胃液並みにに酸っぱいです。
 浴槽が木製なのは心地よさだけではなくこの酸に耐える素材であることも窺えます。
 アルミサッシには早速、穴が開きかけていました。
 うかつに顔を洗うと目にしみますし石鹸は役に立ちません。
 なんと泡が立たないどころか元の油に分解してしまい汚れてしまうのです。
 湯がまとわりつく感触がするのも初めての経験ですしジンと痺れる感触も初めてです。
 いやはやとんでもない湯があったものです。
 「お酢で健康」などというコマーシャルがありましたがお酢に漬かっているようなものです。
 実際、僻地にもかかわらず患いがある人が多く通っているようで平日だというのに人が絶えません。

Dsc06053  ちょっと離れて家族湯と同じならびに露天風呂もあります。
 湯は同じだと思うのですがなぜか不人気で空いていました。
 この露天風呂の向こうには登山道があり少なくとも男湯は丸見えとなのが原因でしょうか?
 組石はこの山のものでしょうから火成岩と思われますが、目地のコンクリートは日々なくなっている気配で浴槽の底には破片となった石や砂が見られます。

 実は酸性だけを取り上げるならば日本にはいくつかさらに酸性が厳しい温泉はあります。
 しかし、溶存物質が9g/kgもあり、皮膚の疾患など様々な疾病の療養泉として活用されていくことでしょう。
 邪魔にならない日にまた訪ねたい温泉のひとつです。

2006/3/10入湯

2006年3月15日 (水)

院内妙見温泉

☆☆☆
Dsc06010  大分県宇佐市院内町の国道387号線のすぐ脇にある2005年開業の新しい日帰り温泉施設です。
 メインは家族湯ですが露天風呂もあります。
 泉質はナトリウム-塩化物泉の中性ですが湯温は41℃と恵まれています。
 ただし、浴槽数を欲張っているので露天風呂は循環加熱しています。
 たまたま、開店時刻に通りかかったので露天風呂を利用いたしました。
 毎日湯を張り替えるので朝風呂は快適ですし、この日は貸切状態でした。
Dsc06017  気分がよい施設ですが、肝心の風呂はコンクリートつぎはぎが目立ちます。
 真夏の乾いたコンクリートは異常に熱くなるのはもちろんですが、風呂の底も滑り止めなのか玉砂利が埋め込んであるコンクリで湯を立って歩けば足ツボが痛いし、座って尻をずらせば擦り剥きそうになります。
 トイレの床は陶板タイルなので釈然としません。 

Dsc06022 全体に昭和レトロ調に仕上げてありセンスは悪くないです。
 300円で素直な湯が楽しめるのでタオル・石鹸持参の人は利用しやすいと思います。

2006/03/10入湯

2006年3月14日 (火)

宇部市天文同好会4月予定

 ポイマンスキー彗星の動画はプラネタリウムにも持ち込んで上映をしました。
 資料的には上等なのですがあまり感動的ではなかった・・・というか、繰り返し流しすぎてみんなが飽きちゃったようです。
 5月のシュワスマン・ワハマン彗星の宣伝素材には十分なりました。
 今回のが5等で5月には3等と5等が同時に見えそうなのですからおいしい話です。

 ちょっと早いですが4月の宇部市勤労青少年会館の予定です。

4月

 01日(土) 19:00- 天体観望会 土星観望
 02日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 03日(月) 14:00- プラネタリウム投影
 04日(火) 14:00- プラネタリウム投影
 06日(木) 14:00- プラネタリウム投影
 07日(金) 14:00- プラネタリウム投影
 09日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 16日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 23日(日) 14:00- プラネタリウム投影
 29日(土) 19:00- 天体観望会 土星観望
 30日(日) 14:00- プラネタリウム投影

 春休みのスケジュールになっています。
 プラネタリウムは52円(子供無料)で観望会は無料です。
 春とはいえ夜は寒いですから一枚余計に着込んでご参加ください。

2006年3月 7日 (火)

ポイマンスキーの夜に

 3月3-4日はなにもポイマンスキー彗星だけを撮っていたわけではありません。
 中腹に後退しても一通り撮っています。
 このところ撮影を続けているシュワスマン・ワハマン73Pももちろん狙っています。
0073pc0603040257 2006/03/04_02:57 Schwassmann-Wachmann (0073P-B)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
20コンポジット

 気のせいか尾が長く伸びてきたような。

0073pb0603040301 2006/03/04_03:01 Schwassmann-Wachmann (0073P-C)
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
22コンポジット

 C核に比べてB核はまだそんなに愛想がありません。

 今回気分がよかったのはシンチレーションと透明度がまずまずだった惑星です。
Saturn060303pm2006/03/04AM 土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

 久々にカッシーニの空隙がすっきり見えています。
Jupiter060304am 2006/03/04AM 土星
LX90-20 LV15拡大法
ToUCam
800コンポジット

 かなり細かい模様まで出ています。
 いつもこの程度のシーイングなら光学系の追い込みも楽なのですけどね。(つまり光軸が出ていないことは認識している?)

Ic2177060304am ICカタログには意外なものがあるのですがこれもそのひとつでシーガル星雲です。
 大きくて淡いのでTGv-Mではちょっと実力不足です。
2006/03/04AM_IC2177
SMC135mm
TGv-M
256フレーム
62コマRGBコンポジット

 少なくともコマをもっと増やさないとだめです。

 さて、NGCカタログですがシンチレーションが落ち着いているようなので直焦点ものをテストします。
 35mm換算10,000mmの焦点距離では惑星状星雲ですな。
Ngc2438060304am2006/03/04AM_NGC2438
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
19コンポジット

 M46散開星団の中にあります。

Ngc2440060304am2006/03/04AM_NGC2440
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
17コンポジット

 
Ngc3132060304am2006/03/04AM_NGC3132
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
17コンポジット

 
Ngc4361060304am 2006/03/04AM_NGC4361
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
23コンポジット

 予想よりも厳しいです。
 これでもガンマは目いっぱいです。

 んじゃ、ガンマの効果を見てみましょう。
M101060304amoffM101060304amloM101060304amhi2006/03/04AM_M101
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム

 順にガンマがOFF/Lo/Hi です。
 昔は画像の劣化を嫌ってできるだけガンマを上げずにいたのですが明るい天体にしか対応できそうもないです。
 やはりLO程度は使わないと諧調落ちが激しいようです。

 ついでにワンパターンを。
M64060304am2006/03/04AM_M64
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
26コンポジット

M51060304am2006/03/04AM_M51
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
37コンポジット

M83060304am_12006/03/04AM_M83
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
25コンポジット

Ngc4945060304am2006/03/04AM_NGC4945
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
32コンポジット
 前作よりはマシ?
 日本からでも撮れるという事実が大切でしょう。

Ngc5139060304am2006/03/04AM_NGC5139
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
22コンポジット

Ngc5128060304am2006/03/04AM_NGC5128
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
29コンポジット
 
Ngc5102060304am 2006/03/04AM_NGC5102
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
18コンポジット
   

 少々風に遊ばれているもののシンチレーションに恵まれると星像も小さくなるのですね。
 私は望遠鏡がタコなのかと思っていましたが空が相手では文句も言えません。
 もうちょっと透明度がよければ満足なんですが今日のところは勘弁したります。

Milky060304am ポイマンスキーを撮りながら見上げると夏の銀河が上がってきます。
 なんだか久々に撮る対象のようです。

 

2006年3月 6日 (月)

ポイマンスキー彗星

 3月4日PMの皇座山頂はポイマンスキー彗星の見物でにぎわうでしょうが諸般の事情があり3月4日AMの観測になりました。
 貸しきり状態ですな。
 とはいえ問題があり中腹に移動しました。
 風がむちゃくちゃ強いんですわ。
 世間の人は気にしないのでしょうが私のシステムではだめです。
 仕方がないので中腹に撤退して3時から再び彗星に挑みました。
 車を風除けにして撮ったのがこの写真です。
C2006a10603040500  ノイズが少ない高感度デジカメがあれば全体も捉えることができたのでしょうが手元の機材でバックアップ用に撮ったのはいささか頼りない画像です。
 色はこれを参照すればよろしいかと思います。
C2006a1060304am_2 2006/03/04AM5:00 C/2006 A1 ( Pojmanski )
QV-2900UX(IRCレス)望遠端
ISO320
60sec×14コンポジット

 でもKissDnが欲しいです。

 これだけでは寂しいので必殺技をやってみます。
 私の記録はBMPなので簡単に動画になるのです。
「Pojmanski060304-1.wmv」をダウンロード (2.7MB)
 予想では赤緯追尾がうまくいかないと思っていましたが赤経追尾がずれるので調整をした分見苦しくなりました。
 バッチリ決まると尾がウネウネする様子が分かるはずだったんですけどね。
 PCが追従すれば256倍速のはずですがノートPCなので356倍速になります。
 5月のシュワスマン・ワハマン第3周期彗星(73P/Schwassmann-Wachmann 3)SW3 に向けて勉強になります。

2006年3月 4日 (土)

2006年2月流星統計

 悲惨な先月の流星数を見て危惧していたのですが今月は201個で昨年の200個とほぼ同数です。
Meteor0602a_2 Meteor0602b_1 いずれにしても流星数が少ないのには変わりがありません。

 こんな状態が続くのかどうか昨年のSonotaCoNetworkのデータを参照してみると衝撃の事実が明らかに!・・・と、力むほどではないのですが次のようになっています。2005ttlnum_1

 つまり、7月までは休眠状態に近いということです。
 しいて言うなら5月にちょっぴり山がある程度です。
 普通は真夏にシステムのメンテナンスを行うのが常なのですが流星観測システムは花粉症の時期にメンテナンスなり新設トレーニングを行っておくべきだという示唆なのでしょうか。

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