« 良性発作性頭位目眩症 | トップページ | ちょっと晴天 »

2006年1月19日 (木)

良性発作性頭位目眩症の経過

 発症11日目の朝はちょっと症状があったのですが昼間は「おおむね」良好でした。

 この症状はどんなものかというとちょっと説明が面倒です。
 耳は外耳・中耳・内耳と分けられ内耳にはご本尊といえるカタツムリ管と体の回転を三軸で感知する三半規管があります。
 これとは別に加速度を検知する耳石器というのも付属しています。
 この耳石器がこの症状の元だそうです。
 耳石器は片耳に二つ付いているようで鉛直加速と水平加速は別に感知できるようです。
 この「石」は本来感覚細胞の上に載っているもので検知感度を上げる役目があるのだと思います。

 この石がはがれるのがこの症状の発端です。
 するとはがれた石が感覚細胞を撹乱し視覚と異なる情報を与えることになります。
 たとえば、頭を回しただけでは本来は加速度は発生しませんがはがれた石が感覚細胞に当たると加速度が生じたように感じるのです。
 視覚と三半規管の回転情報と耳石器の加速度情報は脳で統合されていますが、耳石器の信号だけがでたらめなので脳は何とかして合理的な判断をしようとして「回転しています」などという情報を流すのです。

 では、なぜ数週間で回復するのかというと、はがれた石が耳石器に満たされた液体に溶けてしまうからなのです。
 「完全に溶けたら完治」と思われるでしょうが、おそらく耳石器にもともとあった石は質量が変わり加速度の感知量も変わっているはずです。
 このため、しばらくは違和感が付きまとうと思います。
 (私は本日この状態?)
 脳は視覚と三半規管の回転情報と耳石器の加速度情報を統合すべく新しいパラメータが設定されるはずですからあと数日で「あの眩暈はなんだったのか?」という状態にまで回復すると思われます。

 また耳石がはがれたら・・・・・・トラベルミンをもらいに行くだけですな。
 ただし、回転性でなかったら怖い病気の可能性もありますよ。

« 良性発作性頭位目眩症 | トップページ | ちょっと晴天 »

「心と体」カテゴリの記事

コメント

しゃぁ様のブログに救われました...私も2006年1月23日(自分の誕生日の日!)に朝起きた途端、回転性めまいがしてひどく吐き、めまい外来で良性発作性頭位目眩症と診断されました。

耳石が原因だと言うところまで分かったのですが、なぜ1週間以上もこの症状が続くのか、短い診察時間では説明頂けず、ネットで調べておりまして、しゃぁ様のブログにたどり着きました。「溶けるのか....」と分かりホッ。

ぜひ、また経過報告お願い致します!!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/18573/410221

この記事へのトラックバック一覧です: 良性発作性頭位目眩症の経過:

« 良性発作性頭位目眩症 | トップページ | ちょっと晴天 »

最近のトラックバック

2016年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ